Deteconがネットワーク規制でOTTプロバイダーの影響力を十分考慮すべきと提言

Detecon International GmbH 2014年09月18日 10時12分
From 共同通信PRワイヤー

Deteconがネットワーク規制でOTTプロバイダーの影響力を十分考慮すべきと提言

AsiaNet 57880(0990)

【ケルン、エシュボルン(ドイツ)2014年9月18日PRN=共同通信JBN】世界市場におけるオーバー・ザ・トップ(OTT)プロバイダーの存在が増加していることによって、多くの国で全般的な規制枠組みの採用が必要となっている。これは従来の通信事業者の競争力を確保し、長期的に消費者の利益を保護するために必要である。マネジメント・コンサルタント企業Detecon Consultingの専門家は競争上の条件を検討し、政治家、規制当局、ネットワーク運営事業者向けに一連の提言をリストアップした。

Deteconのマネジングパートナーであるマーカス・シュタイングレバー博士は「電気通信事業者はブロードバンドを拡張するため大量の資金を投入しているが、それと同時に彼らにとって最も利益の上がる事業分野を徐々に失っている。電気通信会社には、市場の需要に柔軟に応えるビジネスモデルを採用できる機会が与えられるべきである」と述べている。今回の調査によると、多くの国で現在実施されている全般的規制条件では、電気通信会社が自社裁量で価格を設定できないようになっている。欧州連合(EU)圏外では、しばしばエンドユーザーの料金が直接規制されており、時代遅れの料金構造がそのままになっている。

▽最も重要な提言
 *ネットワーク運営事業者に対する既存の規制を再検討すべきである。Deteconは、通信事業者に適応されている規制義務を詳細に再検討し、その結果が指摘するものを採用することを提言する。

*市場におけるOTTサービスの影響を究明すべきである。Deteconは、サービスを提供する地元のインターネット・サービスプロバイダー(ISP)とのコラボレーションなど、OTTサービスプロバイダーの代替ビジネスモデルの構築を促進することを提言する。

*ネットワーク中立性の枠組みの法令を明確にすべきである。Deteconは、湾岸協力会議(GCC)加盟諸国が消費者の利益保護のため基本的な中立性ガイドラインを作成することを提言する。

「Policy and Regulatory Framework for Governing Internet Applications」の分析結果全文は以下のサイトを参照。リンク

▽報道関係問い合わせ先
Detecon International GmbH
Gerhard Auer
Phone: +49-(221)9161-1013
E-mail: gerhard.auer@detecon.com
Web: リンク

ソース:Detecon International GmbH

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