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◎大量破壊兵器の空白区域を シリア政府軍の化学兵器による攻撃から1年

グリーンクロス 2014年08月25日 13時52分
From 共同通信PRワイヤー

◎大量破壊兵器の空白区域を シリア政府軍の化学兵器による攻撃から1年

AsiaNet 57615
共同 JBN 0899 (2014.8.24)

【チューリヒ2014年8月24日PRN=共同JBN】
*グリーンクロス(Green Cross)が犠牲者に対する緊急国際サポートを呼びかけ

-クロスレファレンス:写真は以下で入手可能
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1年前の2013年8月21日、ダマスカス・グータ地区の居住地区数カ所が大規模な化学兵器による攻撃を受け、推定1400人の民間人が死亡し、それ以上の負傷者多数を出した。世界は衝撃を受け、国際的な圧力を受けたシリア政府は化学兵器禁止条約(CWC)に加入し、化学兵器禁止機関(OPCW)主導のもとで保有を認めた化学兵器の破壊に同意した。しかし攻撃から1年たって、シリアでの民間人に対する有毒物質の使用についての国際的な怒りは沈静化しているようにみえる。いまなお包囲されているグータは実質的な国際的援助を受け取っておらず、生存者は今も有毒物質の影響による重い後遺症に苦しんでいる。グリーンクロスは犠牲者に対する緊急国際支援を呼びかけ、この地域ですべての大量破壊兵器を禁止する国際的な努力を強化する必要性を指摘している。

グリーンクロスは最近、シリアのパートナー組織であるAl-Seerajと協力してグータでの緊急援助プロジェクトの実行に成功した。プロジェクトの目的は、化学兵器による攻撃ですでに衰弱している住民の間で病気がまん延するのを抑えるのに必要な医薬品を緊急に提供することだった。しかし、病気と傷ついた人々はそれよりはるかに大きなサポートを必要としている。東グータのザマルカで攻撃によってすべての家族を失ったK.A.さん(27歳、女性)は「封鎖された地域で起きた真に人道に反する災厄だ」と語っている。この女性は恐怖のさなかにありながら封鎖された隣人の家にとどまり、苦しんでいる人々に対する医療アシスタントとして全力をささげている。

2008年初めからグリーンクロスは1988年にサダム・フセイン政権が命じた致死的な有毒ガス攻撃で有名になったイラク北部のハラブジャ地域で、社会・医療ケアの地域プロジェクトをサポートしている。これらのプロジェクトは化学兵器の攻撃による長期的な社会学的、心理学的、身体的な健康への影響に集中しており、攻撃から長時間経過した後でも犠牲者を支援することがいかに重要であるかを示している。

1988年の攻撃の生存者であり、現在はグリーンクロスの地元パートナー組織「ワディ・イラク」のプロジェクト・コーディネーターであるファラー・ムラドキンさんはグータ攻撃の犠牲者を悼んで、「25年前はハラブジャで起こったことについて直ちにニュースや報告を送る技術は存在しなかった。しかし現在は状況が違う。グータの恐ろしい写真は直ちに広く伝えられ、多くの人が見る。それなのに攻撃の被害者を助ける行動はとられていないし、国連からの適切な反応もなく、シリアの化学兵器開発に関与したと思われる欧州からも支援はない」と指摘している。このためグリーンクロスは1周年のこの日、グータ攻撃の忘れられた犠牲者に対する緊急国際支援を呼びかける。

またグリーンクロスは化学兵器から真に自由な世界の確立を積極的にサポートしており、完全加盟国でない6カ国(アンゴラ、エジプト、イスラエル、ミャンマー、北朝鮮、南スーダン)にCWCに加わるよう呼びかける。3種類の大量破壊兵器(WMD)、すなわち核兵器、化学兵器、生物兵器間の密接な関係を考慮して、グリーンクロスは次の段階として大量破壊兵器の空白区域設定を呼びかける。グリーンクロスのユニット・マネジャー(水およびレガシー部門)であるスティーブン・ロビンソン博士は「大量破壊兵器の蓄積がある限り、この政治的に緊張した地域で生きる人々に真の安全はないだろう」と結論づけている。

詳しい情報は以下へ:

Dr. Stephan Robinson; Green Cross; Mobile: +41-79-625-64-67

Falah Muradkin; Wadi-Iraq; Tel.: +964-770-158-817; Email:wadisul@yahoo.com

Hisham Faham; Al-Seeraj; Tel.: +1-612-224-1250; Email:hisham@alseeraj.org

Skype: Amr AL-FA(グータの化学兵器攻撃の生存者とのインタビューに関する問い合わせ担当)

ソース:Green Cross

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