◎Abiogen PharmaがLee's PharmとAttila販売で合意

Abiogen Pharma 2014年05月26日 10時55分
From 共同通信PRワイヤー

◎Abiogen PharmaがLee's PharmとAttila販売で合意

AsiaNet 56811
共同JBN 0555 (2014.5.26)

【ピサ(イタリア)、香港2014年5月26日PRN=共同JBN】イタリア・ピサのAbiogen Pharma S.p.AとLee's Pharmは中国、香港、マカオ、台湾でAttila(登録商標、一般名ネリドロネート酸)を販売するライセンス、販売、供給協定を共同発表した。協定の条件によりAbiogen PharmaはLee's Pharmに独占ライセンスと同地域で骨形成不全症(OI)、複合性局所疼痛症候群(CRPS)という2つのオーファン疾患・希少疾患向け処方のAttilaを登録、輸入、マーケティング、供給、販売する権利を与える。ネリドロネートはこうしたオーファン疾患(OIは欧州連合で1万人に1人。CRPSは欧州連合で1万人に3人)向けに世界で承認されている唯一の治療薬である。Attilaはイタリアで登録されており、欧州の32カ国の患者にNerixia(登録商標)の商品名で使われている。ネリドロネートは長期使用ですぐれた安全特性を示しており、成人、小児患者で受容性が高い。新生児、小児向けに処方されている唯一のビスフォスフォネート剤である。

Abiogen Pharmaのマッシモ・ディマルティーニ社長兼最高経営責任者(CEO)は「ネリドロネートが政治的、地理的境界を越えて患者の利益になるのを見るのは幸せである。Lee's Pharmaとの提携は中国、台湾の患者にほかの治療選択肢がないところで重い希少疾患と闘うのを助けることになるだろう」と語っている。Lee's Pharmのベンジャミン・リー最高経営責任者(CEO)は「Abiogen Pharmaとの提携は大変うれしく、われわれの土地でネリドロネートの仕事をする機会に興奮している。これはわが社がライセンスを獲得した4番目のオーファン薬剤であり、希少疾患に対するわが社のコミットメントをあらためて示している」と述べている。

▽Attila(ネリドロネート・ナトリウム)について
AttilaはピサのAbiogen Pharmaが開発し、所有しているアミノビスフォスフォネートである。骨吸収抑制活性が骨代謝の減少をもたらすことが骨形成不全症でこの薬を使う根拠となっている。これは幼児、子供、成人での使用が承認されている唯一のビスフォスフォネートである。この製品は2002年にイタリアでNerixiaとして初めて承認を獲得した。

▽Abiogen Pharmaについて
イタリア・ピサのAbiogen Pharmaは株式非公開の特殊医薬品会社で、骨の代謝といくつかの希少疾患に集中している。詳しい情報は リンクへ。

▽Lee's Pharmaceuticalについて
Lee's Pharmは研究ベースの香港のバイオ医薬品会社で、中国の医薬品業界で約19年にわたって活動している。詳しい情報は リンクへ。

ソース:Abiogen Pharma

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