◎貴金属のヘレウスが研究・開発投資など成長戦略を開始
AsiaNet 56698
共同JBN 0511 (2014.5.9)
【ハーナウ(ドイツ)2014年5月8日PRN=共同JBN】ドイツのハーナウにある貴金属・テクノロジーグループであるヘレウス(Heraeus)は、今後の成長を目指す戦略を練り上げた。同社はすでに2020年の間までの成長促進を目指す数々のイニシアチブを開始している。
ヘレウスは今後数年にかけて、研究・開発および関連インフラストラクチャーに数億ユーロを投資する。1つの焦点はハーナウにある本社で、グループ全体と部門間のイニシアチブを束ねる現代的なイノベーションセンターが2016年末までに完工予定である。同センターの最先端の研究は、ヘレウスが世界市場で持つ立場を拡大し、市場競争に打ち勝つ支えとなる。
ヘレウスは魅力的な未来指向型の市場に注目して、すべての業務部門から集約する専門知識を束ねるクラスターを作りつつある。研究はエンドカスタマーに具体的恩恵を及ぼす新製品に重点を置く。多くの顧客層でますますテンポの速いイノベーションサイクル、特にエレクトロニクス産業は、ヘレウスに成長に向けた重要な潜在能力を与える。
しかし、ヘレウスはまた極めて健全な財政基盤と十分な流動資産を基盤に、買収を通じて成長を継続する。ヤン・リナート会長は「われわれは買収を通じて、引き続き当社のテクノロジー製品ラインのバランスを図り、関心のある新しい市場を開拓する意向である」と語った。ヘレウスは2020年までに製品売上高を倍増することを目指している。
ドイツのハーナウに本社を置く貴金属、テクノロジーグループであるヘレウスは、160年余りの伝統がある世界的な非上場企業である。同グループは顧客に高価値ソリューションを生み出し、長期的にその競争力を強化する。同グループの強みとする事業分野は、貴金属・材料・テクノロジー、センサー、バイオマテリアル・医療製品、クオーツガラス、特殊光源など。ヘレウスは2013年度、36億ユーロの製品売上高、135億ユーロの貴金属取引売上高を計上した。世界の110余りの子会社に1万2500人以上を雇用している。ヘレウスはその世界市場で有力な立場を保持している。
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Bettina Lichtenberg
Head of Corporate Communications
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Heraeusstrasse 12-14
63450 Hanau, Germany
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ソース:Heraeus Holding GmbH
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