IK Multimedia、史上初のiPhone、iPad、iPod touch対応モーション・コントローラー、iRingの出荷を開始。

IK Multimedia 2014年05月09日 12時00分
From valuepress

画面に触れず、手の動きで音楽アプリを操作する画期的なモーション・トラッキング技術が、四千円弱で利用可能に。

2014年5月8日(イタリア・モデナ):モバイル機器で使える音楽アプリと周辺機器の開発で知られるIK Multimediaは、イタリアにて史上初のiPhone、iPad、iPod touch対応モーション・コントローラー、iRingの出荷を開始しました。iRingを使えば、iPhone、iPad、iPod touchの画面に触れることなく、各種音楽アプリを手の動きでコントロールできるようになります。

iRingは、CES 2014発表時に大きな話題を呼んだモーション・コントロール・システムで、パターン認識用の印が付いたiRingコントローラーと、最先端のパターン認識アルゴリズムを備えたアプリの組み合わせによって動作します。このアルゴリズムでは、iRingの位置および動きを3次元のXYZ軸上で正確に捉えることができます。対応アプリのエフェクトなどを直接操作できる他、専用のアプリで位置と動きの情報をスタンダードMIDI信号可能なので、既存のVirtual MIDI対応アプリをコントロールすることができます。

電源不要の、リング型コントローラー。

iRingは、2つのリング型コントローラーと、iRing Music Maker、iRing FX/Controlという2つのアプリから構成されています。各リング型コントローラーには、2面のパターン認識用の印と、2本の指の間に挟んで装着できるリング・ホルダーが装備されています。iRingの片面には直列に並んだドット、反対の面には三角に並んだドットが印字されています。このドットをiPhone、iPad、iPod touchのカメラの上にかざすことで、アプリがその位置および動きを3次元のXYZ軸上で認識します。


初心者でも音楽、グルーブ生成とエフェクトが楽しめるアプリを用意。

iRing Music Makerを使えば、グルーブ、メロディー、エフェクトの組み合わせをお楽しみいただけます。アプリを起動して、iRingを装着した手を動かすだけでキック、ドラム、パーカッション、べースなどのループ、シンセサイザー、エフェクトを操作できるので、音楽アプリを使うのは初めてという人でも、時間を忘れてプレイを楽しむことができるでしょう。

他のアプリのサウンドを、リアルタイムにエフェクト操作。

iRing FX/Controllerアプリには、ディレイ、スタッター、フェイザー、フランジャー、コンプレッサー、ファズ、リバーブ、オートワウ、クラッシュ、ツイスト・アップ & ダウン、ブレイク、スピン、テイルといった、クリエイティブなエフェクトが16種類用意されています。iOS 7のInter-App AudioおよびAudiobusにも対応しているので、他の対応アプリのサウンドをiRing FX/Controllerでエフェクトしながら、iRingの動きによる音の変化をお楽しみいただけます。

多くのMIDIアプリを、コントロール可能。

iRing FX/Controllerアプリは、iRingの位置情報をMIDI信号に変換します。XYZ(横/縦/距離)それぞれにコントロール・チェンジ、ノート(スケール指定可能)、プログラム・チェンジ、ピッチベンド、アフタータッチなどをアサインし、直列ドット、三角ドットのiRingを同時に使用可能なので、合計6つのMIDIパラメーターを2本の手でコントロールすることができます。合わせて、iRingを手のひらで隠す/表示する、回転させる、パンチする、カメラ認識エリアの上下左右から外すといったジェスチャにも、上記MIDIメッセージおよびMMC(プレイ/ストップ)、MIDI System Realtime(スタート/ストップ/コンティニュー)をアサインすることができます。

iRing FX/ControllerのMIDIメッセージは、iRig MIDIなどのMIDIインターフェースから出力できる他、Virtual MIDI対応の他のiOSアプリを直接コントロールすることができます。iRing FX/Controllerを起動したiPhone、iPadとMacを同一のWi-Fiに接続すれば、Macのソフトウェアをコントロールすることもできます。

既存のIK Multimediaアプリも、続々対応予定。

上記2アプリ以外に、IK MultimediaからリリースされているアプリもiRingでコントロールできるようにアップデート予定です。8トラックのグルーブの組み合わせを楽しめるGrooveMaker 2、DJアプリのDJ Rig、マルチ・ティンバー音源アプリのSampleTank、ギター・エフェクトを満載したAmpliTube、ボーカリスト用のエフェクト・プロセッサーVocaLiveも、iRingを使ってタッチレスにコントロールできれば、パフォーマンスの幅が大きく拡大します。

サードパーティにも、仕様を公開。

iRingは、iRing FX/Controlアプリを通してVirtual MIDI、Inter-App Audio、Audiobus対応アプリをコントロール可能ですが、iRingでダイレクトに操作できるアプリを開発したいというメーカー向けに、IK MultimediaではSDKと無償のライセンシング・プログラムを用意しています。音楽アプリはもちろん、ゲーム、フィットネスからプレゼンテーションまで、幅広いサードパーティ・アプリをiRingで操作できる時代の到来が予想されます。

SDK申請フォーム
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主な仕様

● 画面から離れた位置にある手の動きで、iOSアプリをコントロールにする、先進的なモーション・トラッキング技術
● 2種類の認識用パターンを印字したリバーシブル・リングを2つ同梱
● リングの位置情報をMIDI情報に変換するiRing FX/Controllerアプリを用意
● 2つのリングの3次元XYZ軸情報、合計6パラメータを同時にコントロール可能
● iRing FX/Controllerでは、Inter-App Audio、Audiobus対応アプリもエフェクト可能
● 初心者でもグルーブ再生、エフェクトを楽しめるiRing Music Makerアプリも用意

価格と発売時期

価格:オープンプライス(市場予想価格税抜3,500円/税込3,780円前後)
国内発売時期:2014年5月下旬
種類:ホワイト、グリーン、グレイ

iRing Music Maker、iRing FX/ControllerはApp Storeにて無償でダウンロード提供されています。
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製品情報ページ
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ビデオ
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【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:IK Multimedia
担当者名:田村
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