電通とエスキュービズム、ｅコマース領域のソリューション開発で連携

2014年2月3日

株式会社電通

電通とエスキュービズム、ｅコマース領域のソリューション開発で連携

株式会社電通（本社：東京都港区、社長：石井 直）は、小売業向けにｅコマース（以下EC）の開発とソリューションを提供している株式会社エスキュービズム（本社：東京都港区、社長：薮崎 敬祐）と業務提携いたしました。今後、共同で新たなECプラットフォームを構築し、同領域における新たなソリューションの開発とサービスを提供してまいります。

今日、EC事業における課題は、集客方法、販売方法、コンテンツづくりやCRM（Customer Relationship Management）、オムニチャネル化など多岐にわたります。その結果、業務が煩雑になり、運営コストが増加してしまうといった悩みを抱える企業は少なくありません。また、ECモールへの参加企業、自社ECサイトを保有する企業、これからECに参入予定の企業とでは、それぞれ規模や課題の範囲が大きく異なっています。

こうした状況を踏まえ、電通とエスキュービズムは、顧客ごとに異なる企業規模やEC事業における課題範囲に柔軟に対応できるｅコマース・ソリューションを開発することにいたしました。
具体的には、顧客の抱える課題ごとにモジュールを組み合わせて、安価にサービスを提供できるECプラットフォーム「DECIDE（Dentsu E-Commerce Ideal Designing Engine）」を開発中で、3月上旬には販売を開始する予定です。

「DECIDE」の特徴は、受注データ、サイト内の行動データ、広告の出稿データなどを組み合わせることで、統合的なマーケティング・データとして活用できる点にあり、広告領域からｅコマース領域までを結ぶ、幅と深みのあるソリューションの提供を目指します（概念図は下記参照）。
　今後も、電通グループが独自に保有する各種データやマーケティング・ツールと接続することで、顧客が推進する事業シナジーの最大化に貢献してまいります。