◎ハーマンミラーがLiving Officeを提案 仕事向けの新Landscapeのソリューション

ハーマンミラー 2013年10月31日 10時20分
From 共同通信PRワイヤー

◎ハーマンミラーがLiving Officeを提案 仕事向けの新Landscapeのソリューション

AsiaNet 54821
共同JBN 1315 (2013.10.31)

【ジーランド(米ミシガン州)2013年10月31日PRN=共同JBN】
*モダンデザインの世界リーダーがリサーチに基づきダイナミックあふれる新たな価値と共通の繁栄を約束する、説得力に富んだ職場ビジョンを提案。

21世紀では劇的な変化が起きている。それは、世界経済で、組織の構造と文化で、労働人口の動態で、技術で、個人のニーズで、職員の期待の分野で起きている。長年にわたって築かれてきた職場の規範は崩壊し、不確実なものとなっている。

仕事のランドスケープの変化によって、多くの人々と組織はニーズが満たされず、調和がとれなくなっている。職場の備品や職場管理に関する既存の方法の多くは企業に役立たなくなり、企業は人々に自信を持たせたり、動機づけたりできなくなっている。個人やグループのスペースは現在のワークスタイルに最適ではなくなっている。多くのオフィスは誇張した表現をすれば、文字通り時代遅れとなっている。

ハーマンミラー社(Herman Miller, Inc.、NASDAQ: MLHR)は早くから、この課題の克服に成功した。現在オフィスのパイオニアである同社はまず、デザイナーのギルバート・ローデによるモジュール式高級家具によって1930年代の職場リーダーの地位を確立した。1940年代にはデザインディレクターのジョージ・ネルソンがハーマンミラーのために最初のL字型のデスクを開発、あふれるデスクトップ技術(タイプライターと電話機)を収容し、デザイナーのチャールズ&レイ・イームズがハーマンミラーによるオフィスシーティングにおける新材料と形式を進展させた。1960年代になり、ハーマンミラーによる画期的なAction Officeシステムは「open plan」オフィスを確立した。ハーマンミラーはそれ以来、人間工学的な仕事チェアの誕生や最も注目を浴びたアイコニックなAeronデザインなど、事実上すべてのワークプレースのイノベーションでの先鞭(せんべん)をつけてきたが、今回も社会的変化をチャンスと捉え、人々の生活と組織に意味深くてプラスの効果を与えることを目指している。

ハーマンミラーはエキスパート、リサーチャー、デザイナーの国際的な顔ぶれと協力して、われわれはどのように考えるのか、われわれはどのようにして動機付けられるのか、われわれはどのようにして創造し協力するのかなど、人々、場所、仕事について新たな知見を動員する。

▽Living Office(商標)
成果はハーマンミラーが提唱するLiving Officeである。それは、人々、アイデア、ツール、設備、スペースが本来あるべき人間のために融合し、望ましいワークプレースを創造する。Living Officeは人々や組織が共通の人柄、アクティビティー、目的をユニークに表現し実現できることを目指し、職員の関与、創造性、生産性、幸福を向上させ、その結果としてすべての人々が繁栄することを目指している。ハーマンミラーはこの斬新なビジョンをサポートする新しい知識、サービス、製品、技術の導入をすでに開始した。

▽Living Office Research
強力なモバイル技術とシームレスな情報ネットワークによって、仕事はいつでもどこでも可能となり、正規オフィスの基本的な目的は変化せざるを得ない。これまであまり重要でなかったこと、すなわち、仲間意識、つながり、自然な交流、グループ表現が主流となっている。人々を身近に結集して直接コラボレーションさせ、最高の創造性と能力を発揮させることが現代のオフィスの最も重要な目的である。

多角的なハーマンミラー・リサーチプログラムは2年以上にわたり6つの大陸で、さまざまな産業の数百の組織を調査し、仕事と職場の変化する本質を追究している。リサーチの主要結果の中で、あらゆる国の施設管理者の大多数(75%-99%まで)は、「雇員の関与を向上」させるスペースを作ることが戦略的な最優先事項であると指摘した。これを達成するために、「コミュニティーと帰属意識を育成する」ことがすべての大陸で最優先の職場戦略だった。2015年までには、チーム非専用エリアが最大の単独割り当てスペース(オフィスの平均35%)になると予想され、個人専用のワークステーションスペースは減少を続ける(地域によっては11-22%)。これは、現代のモバイル・コラボレーションを中心とするワークスタイルから実際に生じた現実を反映している。ハーマンミラーのリサーチでは、典型的なワークステーションは一日のうち60%が空席で、プライベートオフィスは平均77%が空室であることがわかった。同様に、人々はオフィス内にあるあらたまった会議室を次第に好まなくなっており、会議室が満室で利用されることはほとんどない。

こうしたデータによって、ハーマンミラーは国際的な仕事の形態と総合的な新しいワークプレース・デザイン戦略に関する理解を深めた。Living Officeは、相互作用、創造性、動機に対する個人の基本的要求と、個人の関与のレベルを深めることで個人と組織の双方にとってパフォーマンスと満足度のレベルを高めるとの考えを反映し、サポートする。

▽Living Officeの創出
ハーマンミラーのリサーチは、個人ないしはグループの作業における10の主要なModeと10の関連するSettingを特定し、定義した。このModeとSettingは、今日の世界の実務経験に共通してはいるが、ハーマンミラーはまた、最適なワークプレースのためのソリューションは1つだけではないことを強調している。各組織のLiving Officeは、特色ある使命、価値、文化、組織の人々の活動に基づき、組織の戦略と目標に寄与するため、完全にユニークであるべきである。

▽Mode
ハーマンミラーのリサーチャーは、人々が10の主要な行動に従事していることを見つけた。それは3つのAlone(Process/Respond、Contemplate、Create)、7つのTogether(Chat、Converse、 Co-Create、Divide/Conquer、Huddle、Show/Tell、Warm Up/Cool Down)である。リサーチャーはそれぞれについて詳細で説得力のある定義を付けた。例えば、その定義は「Divide/Conquerについて、共通の目標を持つチームはプロジェクトの個々の構成要素について作業することを大切に思う一方で互いに近い関係を保っている。並行して作業をすることは問題の素早い解決に役立ち、自発的な協力が実現する。開発とコンテンツは、目標が達成されるので、グループの間で共有される」となっている。特定の部、チーム、個人の行動と必要性を完全に理解することによって、顧客が個人の関与と組織のパフォーマンスを向上させる強力な職場セッティングをつくり出すことを支援できるとハーマンミラーは考える。

▽Setting
Living Officeは、特定の仕事モードをサポートするために最適化された、Haven、Hive、Jump Space、Clubhouse、Cove、Meeting Space、Landing、Workshop、Forum、Plazaの10のユニークなセッティングを提供する。モードのように、このセッティングは特定のオフィスデザインのソリューションを提供する。例えば「Landingは、Meeting SpaceかForumの近くにある。Landingは会議の前に出席者が集まるスペースを提供する。その後、LandingとMeeting Spaceとの視覚的なつながりが記憶の手助けをし、このSettingで仕事を推進することに役立つ。短時間の会合を迎え入れる家具や道具は、それぞれのLandingの効用を高める」ことになる。10のセッティングはそれぞれ、目的、規模、社会的支援で異なり、幅広い家具を利用してバラエティーに富んだ設計をすることができる。

▽Landscape
特別に選択したセッティングで構成されるLiving Officeのランドスケープは組織の職場戦略を活性化させ、選択とコミュニティーを通じて成功する優秀な人材を育成できる。Living Officeでは、人々は本当のオプションがあり、個人およびグループの必要性と要望を見つけるためにどこに行けばよいかを承知している。

▽Furnishing
ハーマンミラーは2014年前期に、Living Officeのセッティングとランドスケープに調和する、主要な新備品プラットフォームを提供し、仕事とワークプレースの多様な新しい体験をつくり出す。健康と快適さを向上させる高機能シーティングから、ハーマンミラー・コレクションの不朽のクラッシックまで、幅広い注目すべきソリューションが各種のリビングオフィスを提供する。

▽現代の未来
仕事の新しいランドスケープの中で、創造性と問題解決は価値を高め、人間性が特徴的な機能である。プロセスは製品を創造しないし、問題を解決しないし、関係を築くことはない。人間がそれを成す。オフィスはパフォーマンスを向上させ、戦略を活性化するために有能な人材を取り込み、引き止めておくには、他の場所では見つけることができないものを個人に与える必要がある。それは仕事と同僚との個人的なつながり、生産性とパフォーマンスを向上させる場所、もっとありのままの人間性、満足できる体験である。これこそがハーマンミラーが提唱するLiving Officeのビジョンである。すなわち、組織と人々が仕事の場所をカスタマイズし、共有できる性格、目的を表現し、実現でき、その結果としてすべてにとってより大きな繁栄をもたらすことである。詳細はウェブサイトwww.hermanmiller.com/livingofficeを参照。

▽ハーマンミラー(Herman Miller)について
ハーマンミラーの感動的なデザイン、創造的な技術、戦略的なサービスによって、人々は素晴らしいことを成し遂げ、組織は本領を発揮できる。受賞歴のある同社の製品とサービスは2013会計年度で約18億ドルの売上を生み出した。ハーマンミラーのデザインは世界中の美術館にある永久保存のデザインコレクションに収蔵されており、その一方で、革新的なビジネス手法と社会的責任に対するコミットメントによって、ハーマンミラーは認められた世界リーダーとしての地位も確立することができた。ハーマンミラーはDow Jones Sustainability World Indexの構成銘柄に含まれた。同社の株式は銘柄シンボルMLHRでNASDAQ Global Select Marketで取引されている。

ソース:Herman Miller, Inc.

▽問い合わせ先
Mark Schurman, +1-616-654-5498, mark_schurman@hermanmiller.com

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]