◎W杯と五輪開催に向けた準備について討議 ブラジルのコマンダチューバ・フォーラム

コマンダチューバ・フォーラム 2013年05月07日 14時00分
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◎W杯と五輪開催に向けた準備について討議 ブラジルのコマンダチューバ・フォーラム

AsiaNet 52914
共同JBN 0512 (2013.5.6)

【サンパウロ2013年5月4日PRN=共同JBN】第12回コマンダチューバ・フォーラム (Forum de Comandatuba)が開かれ、その中で「Brazil: Are you Ready for the World Cup and the Olympics?(ブラジルはワールドカップとオリンピック競技大会に向けて準備は整っているか)」と銘打って行われたセミナーの開始に当たり、同国バイア州のジャケス・ワグネル知事は、バイア州が民主主義をうまく機能させている唯一の州であるとして「国会議員の方々に対して、政府の3部門間の争いは良くないので皆さんは頭を冷やせと言いたい。国会と最高裁判所との対決ムードは良くないので、こうした状態から脱却し、より合意形成的なアプローチを見つける道を希求しようではないか」と発言した。

民主主義と政府3権というテーマに即して、エンリケ・アルベス下院議長(民主運動党)は構成メンバーが国民の投票によって選出されているのは国会だけである点を指摘し「司法機関は、いかに名声を博し、そのメンバーが尊敬に値していようとも、全員が被任命者によって構成されている」と述べた。アルベス議員は「司法部門と立法部門間で不適切で不条理、かつ容認できないうえに考えられない不必要な緊張関係が先週生じた。わが国の民主政体の2本の柱の間にいかなる紛争、いかなる対立があっても、それは無責任の極みと言えるだろう」と述べた。

他方、レナン・カルヘイロス上院議長は今回セミナーのテーマがこの上なく時宜に適していると指摘して「ワールドカップと五輪大会はインフラ整備を通じて国民の所得レベルを引き上げる重要な機会である。これを実現するには、資金が連邦政府、州政府、自治体行政府だけではなく、民間セクターからも提供されねばならない。なぜならば民間部門は政府各部門に劣らず重要だからである」と述べた。同議長は、ブラジルが世界銀行の報告書の中で官僚機構のためにビジネスを行ううえで最も困難な国の一つにランク付けされていることを指摘した。同議長は「わが国は世界で7番目の経済大国であり、それだからこそ前進してゆく義務がある。もし官僚機構がビジネスにとって害であるならば、官僚主義の横行はわが国の法治機構にとって破滅的である」と語った。

アルド・レベロ・スポーツ相は、この二つのイベントが世界中で30憶人に視聴されることに加えて、記者証を支給される者2万人、記者証なし2万人の報道陣が取材するだろうとして、 この理由からしても、都市交通や港湾、空港、安全、テクノロジーの分野に投資することが不可欠だと述べた。レベロ・スポーツ相は、空港は航空機の離着陸能力が倍増し、運航に関する諸問題は2014年までに解決されると強調した。

ビジネスリーダーズ・グループのLIDE(Grupo de Lideres Empresarials)の後援を受けたフォーラムは、コマンダチューバ島(バイア州)のトランスメリカ・ホテルで4月27日から30日まで開催され、閣僚、州知事、市長、議員、著名人ら302人が参加、この国の発展について広範かつ重要な討議を行った。

▽問い合わせ先
Rosa Rocha
rose-rocha@cdn.br
+55-11-3643-2952

ソース:Forum de Comandatuba

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