オートデスク、ソリューション パッケージ新バージョンで デスクトップとクラウド環境を融合、業務ワークフローの効率向上を支援

世界を丸ごと3Dデザインする新製品「Autodesk® ReCap™」、 「Autodesk AutoCAD® 2014」などを本日より順次提供開始

オートデスク株式会社は、建築物や製品などをスキャンした点群データや、これらの写真から3Dデザイン用データを効率的に生成して活用できるようにする新製品「Autodesk® ReCap™」を提供開始します。また、統合設計アプリケーション「Autodesk AutoCAD®」などの新バージョンを本日より順次発売します。

当社は現在、製造/建築/土木などの業界においてさまざまな業務ワークフローに対応できるように、各アプリケーションの新バージョンを準備しています。そしてそれぞれの業界で活用できる機能を持つアプリケーションをパッケージ化して「Autodesk Design & Creation Suite」(以下Suite)として提供していく予定です。Suiteを利用することで、自社のコンピュータ性能だけではできなかった業務や、追加設備のコストの負担が大きかった業務も遂行できるようになります。
・Suiteでは、デスクトップ コンピューティングとクラウド コンピューティングをパッケージ化して提供することにより、業務ワークフローの向上を包括的に実現し、生産性をさらに向上させることを目指しています。
・幅広い業務を効率的に遂行できるように、最適なソフトウェアを柔軟に選びながらさまざまな機能を利用できます。
・オートデスク ソフトウェア メンテナンス プログラム「Autodesk Subscription」契約者向けに提供しているクラウド サービス「Autodesk 360」には、作成元の設計アプリケーションを持たない関係者ともファイル共有が可能なストレージや、モバイル端末/PCのWebブラウザ上でDWG™/DWF™ファイルを閲覧・編集できる機能、そして高度な演算処理を必要とするレンダリングや解析などのサービスが含まれています。「Autodesk 360」を利用することで、モバイルでの業務環境を構築したり、顧客、設計チーム、ビジネス パートナーとのコラボレーションを簡単に実現できるようになります。

「Autodesk ReCap」は、レーザースキャンで得られた点群データや複数の写真から高度な3Dデータを生成するアプリケーションおよびサービスです。通常、設計は何もない状態から製品や建築物をデザインします。これに対してAutodesk ReCapは、既に存在する製品や建物、地域などのスキャンデータや写真を取り込み、3Dデザインを行えるデータを生成します。本製品は、SuiteやAutodesk AutoCAD 2014ファミリーの一部アプリケーションなどに同梱して提供するデスクトップ用「ReCap Studio」と、Autodesk 360からクラウド サービスとして提供する「ReCap Photo」の2種類を提供します。(ReCap Photo は2013年4月より試験提供開始予定)
Autodesk ReCapは以下のような用途を想定しています。
・設計データや図面が存在しない設備のスキャンデータから、破損個所を修復する部品のデータを3D CADでデザインする
・建築物や道路などのスキャンデータと、設計データを比較して、施工を確認する
・ある地域の防災シミュレーションを行うために地域全体を3Dモデル化する
・工場レイアウトの変更を計画するために、工場全体のスキャンデータから3D CAD上で検討する

Autodesk ReCap Studioの主な特長
・点群データの参照/検証/修正が可能
・当社3D CADなどに取り込んで3Dデザインに利用可能
・点群データから高度なビジュアル コンテンツの生成が可能
・複数の側点で採取したデータをサポート
・当社製品用アプリ提供サイトAutodesk Exchange Appsからも提供
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Autodesk ReCap Photoの特長
・複数の写真から高解像度の3Dデータ生成が可能
・3Dデータのビジュアル化ならびにメッシュモデルの生成が可能

統合設計ソリューションAutodesk AutoCADと汎用2D設計ソリューションAutodesk AutoCAD LTをはじめとするAutodesk AutoCADファミリー新バージョンを本日より発売します。各ソフトウェア共通の主な新機能は以下の通りです。
・コラボレーション ツール「設計フィード」を搭載
図面の中に注釈を残せるようにして、後から閲覧する関係者に設計変更の意図や注意を伝えることができます。また、インターフェースの一部にSNSのようなコミュニケーションツールを搭載し、他のユーザと同じ図面を見ながらチャットで意見交換したり、画像を添付して問題個所を検討したり、メッセージを残したりすることで、時間や場所を問わずに複数の関係者と連携作業が効率的に行えます。
・「ライブ マップ」の搭載
GIS座標システム ライブラリの搭載により、実際の地図をAutoCADに直接取り込むことが可能になり、環境と設計図を正確に統合しながら設計を進めることができます。
・「ファイル タブ」の搭載
一つの図面上で作業しながら、タブで用意した他の図面を開いたり、新しいタブ上に新規図面を作成するなどができ、関連する複数の図面を効率的に閲覧しながら作業することができます。
・Windows® 8のサポート

製品名 発売日 希望小売価格(税込)
Autodesk AutoCAD 2014(直観的な操作で作図、詳細設計を効率的に行う汎用CADアプリケーション) 3月27日 本体:614,250円(新規スタンドアロン、以下同じ) Subscription:92,400円(1年、以下同じ)

Autodesk AutoCAD LT® 2014(直観的な操作で作図、詳細設計を効率的に行う汎用CADアプリケーションの簡易機能版) 3月27日 本体:199,500円 Subscription:30,450円

Autodesk AutoCAD Electrical 2014(電気設計に特化した機能を搭載したCADアプリケーション) 3月28日 本体:845,250円 Subscription:127,050円

Autodesk AutoCAD Mechanical 2014(機械設計に特化した機能を搭載したCADアプリケーション) 3月28日 本体:693,000円 Subscription:103,950円

Autodesk AutoCAD Architecture 2014(建築設計に特化した機能を搭載したCADアプリケーション) 4月1日 本体:766,500円 Subscription:115,500円

Autodesk AutoCAD Map 3D 2014(CADデータやGISデータを取り込んで公共インフラや土木設計の調査や計画を行うためのアプリケーション) 4月2日 本体:766,500円 Subscription:115,500円

Autodesk AutoCAD Civil 3D® 2014(土木設計に特化した機能を搭載したCADアプリケーション) 4月9日 本体:918,750円 Subscription:137,550円

Autodesk AutoCAD P&ID 2014(配管設計に特化した機能を搭載したCADアプリケーション) 4月11日 本体:845,250円 Subscription:127,050円

Autodesk AutoCAD Plant 3D 2014(プラント設計に特化した機能を搭載したCADアプリケーション) 4月11日 本体:1,380,750円 Subscription:206,850円

Autodesk AutoCAD Revit LT™ Suite 2014(AutoCAD LTと3D BIM設計CAD Revit LTなどを同梱したパッケージ(上記「Suite 2014」とは異なります)) 4月12日 本体:249,900円 Subscription:37,800円

Autodesk AutoCAD Inventor LT™ Suite 2014(AutoCAD LTと3D機械設計CAD Inventor LTなどを同梱したパッケージ(上記「Suite 2014」とは異なります)) 4月15日 本体:249,900円 Subscription:37,800円

Autodesk AutoCAD LT Civil Suite 2014(AutoCAD LT と電子納品データ作成アプリケーション「Autodesk CALS Tools」をセットにしたパッケージ) 4月22日 本体:249,900円 Subscription:37,800円

Autodesk AutoCAD Raster Design 2014(ラスター編集、ラスター形式からベクター形式へのデータ変換を行うためのアプリケーション) 4月22日 本体:309,750円 Subscription:46,200円

※希望小売価格は、日本における当該製品またはサービスに対するオートデスクのメーカー希望小売価格(税込)を示します。希望小売価格にインストール費は含まれません。オートデスク認定販売パートナー、販売店の販売価格はオートデスク認定販売パートナーおよび販売店が決定します。希望小売価格は参考値としてご参照ください。その他の諸条件が適用される場合もあります。
※ オートデスク認定販売パートナー、販売店から購入される場合の価格は、直接パートナーや販売店にお問い合わせください。

以上

オートデスク株式会社概要
本 社: 東京都中央区晴海1-8-10  晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーX 24F
代表取締役社長: ルイス・グレスパン
設 立: 1985年4月1日
資 本 金: 1億円
ホームページ: リンク

Autodesk, Inc.会社概要
オートデスクは、人がより良い世界を創り出すために、想像力を働かせながらデザインしていく行動を支援しています。設計者からエンジニア、建築家、デジタルアーチスト、学生、ホビーユーザまで、あらゆる人々がクリエイティビティを存分に発揮しながら楽しんだり、重要な課題に取り組めるように質の高い製品を提供しています。

◆ 報道関係者問い合わせ窓口
オートデスク 広報 池田
Email: kazuomi.ikeda@autodesk.com
Tel: 03-6221-3513

Autodesk、AutoCAD、AutoCAD LT、Civil 3D、DWG、DWF、Inventor LT、ReCap、Revit LTは、米国および/またはその他の国々における、Autodesk, Inc.、その子会社、関連会社の登録商標または商標です。その他のすべてのブランド名、製品名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。該当製品およびサービスの提供、機能および価格は、予告なく変更される可能性がありますので予めご了承ください。また、本書には誤植または図表の誤りを含む可能性がありますが、これに対して当社では責任を負いませんので予めご了承ください。
© 2013 Autodesk, Inc. All rights reserved.

このプレスリリースの付帯情報

Recap Strudio

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