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【オリコン モバイル端末に関する意識・実態調査】 拡大するスマホ市場 スマホユーザーは満足度・使用感で二分化。「アプリ」の利用に違いが


スマートフォンが近年、急速な普及を遂げています。ほんの半年前までは、まだフィーチャーフォンを使用している人が大半を占め、調査会社ハー・ストーリィ社がモバイル端末を利用している人を対象に行った調査でも、9月の段階でスマホユーザーは2割しかいませんでした。ガラケーを使い続ける「マダガラ」という言葉がネット上を賑わせたのも、ほんの3、4か月前のことです。ところが、いまや新規に出荷される携帯電話の約6割以上をスマートフォンが占めるほどに大きく変化し、「マダガラ層」は縮小の一途を辿っています。急激に変わるモバイル端末事情に、人々はどのように対応しているのでしょうか。オリコンDD株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:河合 大輔)では、20~40代男女を対象に、意識・実態調査を実施いたしました。

【調査概要】

◆調査名: 「モバイル端末に関する意識・実態調査」
◆調査期間:2013年2月6日(水)~2月13日(水)      
◆調査地域:全国 
◆調査対象:20~40代男性・女性 モバイル端末保有者 計1,326サンプル  
◆調査方法:インターネット調査     
◆調査機関:オリコン・モニターリサーチ      
◆調査企画:オリコンDD株式会社

【調査結果】
1: 過半数を超えたスマートフォン(通称:スマホ)ユーザーだが、満足度と使いこなし度で二分。
「神スマ層」47.6% 「(仮)スマ層」52.4%

2:多様なアプリを上手に活用しているスマホユーザー「神スマ層」
気になるアプリは、積極的にダウンロードして使ってみる人が6割以上

3: アプリ利用に消極的な「(仮)スマ層」。 苦手意識を感じている人は5割以上という結果に

4: 使いこなし度の低い“(仮)スマ”層のうち、スマホを「使いこなしたい」が約8割


【4つの特性に分かれるモバイル端末ユーザー】 
※各タイプの割合は、モバイル端末保有者全体を100%として算出した数値です。

【スマートフォン(スマホ)ユーザー】
■タイプ1
多様なアプリを上手に活用している“神スマ層“ 25.9%

■タイプ2
スマホが苦手。便利さや楽しみにたどりつけていない“〔仮〕スマ層” 28.4%

【フィーチャーフォン(ガラケー)ユーザー】
■タイプ3
スマホに買い替えを検討中“マダガラ層” 16.4% 

■タイプ4
ガラケーをこよなく愛する“ガラ充層” 29.3% 

【調査結果詳細】
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1.過半数を超えたスマホユーザーだが、「満足度」と「使いこなし度」で二分。
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はじめに、スマートフォン保有の有無を聞いたところ、54.3%がスマートフォンを保有していると回答。
全体のうち過半数を 超える人がスマートフォンユーザーという結果になった。
フィーチャー フォン(ガラケー)しか持っていない人でも、35.8%が「近いうちにスマートフォンを保有したい」と考えており、
スマートフォン乗り換えへの一層の動きが垣間見られる結果に。

既にモバイル端末においては、スマートフォンが主流になりつつあるといえるが、その満足度や使用感はどうだろうか。
スマートフォンユーザーに聞いてみたところ、スマートフォンを使いこなせているかについて
「使いこなせている」と答え、かつ、スマートフォンに満足しているかという問いに「満足している」と答えた人は、47.6%であった。同じスマートフォンユーザーでも満足度や使用感で二分されることがわかる。

保有の理由を見ても、「PCを使うほどでは無い作業を簡単に済ませたり、外出先で情報収集するため」(男性/20代/三重県)
のように、自ら機能面を考慮して能動的に活用する人がいる一方で、「周りの人が使っているので」(男性/30代/神奈川県)
といった、周囲の薦めやみんなが使っているなど受動的な理由をあげる人もみられた。

上記の結果から、現在のモバイル端末ユーザーは4つの属性の存在が明らかになった。
そこで、オリコンでは、スマホを使いこなしている実感が強く満足度も高い層を「神スマ層」、
使いこなしている実感や満足度が低いスマートフォンユーザーを「(仮)スマ層」と名付けた。
また、現在フィーチャーフォンのみを保有している人で、スマートフォンを保有したいと思っている層は
従来どおり「マダガラ層」、保有を考えていない人は新たに「ガラ充層」とした。

今回の調査では、特にスマートフォンユーザーの「神スマ層」と「(仮)スマ層」の利用実態を調べ、

「(仮)スマ層」が十分な使用感と満足度を得るためのヒントを探った。

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2.多様なアプリを上手に活用している“神スマ”層
「気になるアプリは、積極的にダウンロードして使ってみる」人は、6割以上
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はじめに「神スマ層」の利用実態を調べた。
この層は1日のスマートフォン利用時間平均が2.5時間となっている。
保有者全体平均が2.2時間である事からも、スマートフォンに接している時間が長いことが明らかになった。

また、フリック入力を操作しやすいと感じている人は82.5%で
ホーム画面(トップページ)を自分好みにカスタマイズしている人も88.3%に達しており、
スマートフォンの初歩的な部分はクリアできていることがうかがえる。

次に、「神スマ層」のアプリの利用についても調べたところ、保有してからダウンロードしたアプリの平均数が18.0個、
日頃よく使うアプリの平均数が7.1個と、いずれもユーザー平均より多い。
最もよく使うアプリのジャンルとしては「SNS」。
「コミュニケーションツールとしてまめに利用している」(男性/20代/岡山県)といった声が多かった。
その他「音楽」や「仕事効率化」のためのアプリ、「画像整理・画像加工」アプリ、
日々の習慣として活用している「天気」、「地図」、「写真・ビデオ」など、
様々なカテゴリで保有者全体より高い結果となった。

アプリに対する考え方でも、6割以上が「気になるアプリは、積極的にダウンロードして使ってみる」とし、
8割以上が「自分に必要なものを上手に活用している」と回答。
アプリ活用実態やアプリに対する考えから、
「神スマ層」は、スマートフォンならではの多様な機能を使いこなしながら、
スマートフォンライフを楽しんでいる ことがうかがえる。

しかし、アプリの利用が増えると気になるのが、料金。
そこで、アプリやデジタルコンテンツの利用金額についても聞いてみたところ、

平均は331円と、全体平均よりも82円程度しか変わらなかった。
多用なアプリを使いこなしながらも、金額はそれほど差が生じていないことから、
費用面でも負担を抑え、賢く利用していることがわかる。

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3.アプリ利用に消極的な「(仮)スマ層」。苦手意識を感じている人は5割以上という結果に
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一方、「(仮)スマ層」は、どうだろうか。
この層の1日の利用平均時間は2.0時間と、「神スマ層」より20%もスマートフォンに接している時間が短い結果であった。
スマートフォンの活用の仕方も、フューチャーフォン(ガラケー)のときと「変わらない」との回答が3割以上であり、
スマートフォンを使っているものの、苦手意識を感じている人は5割以上であった。
フィーチャーフォン(ガラケー)の延長としてスマートフォンを使っているため、
フィーチャーフォン(ガラケー)と比較した違いに戸惑いを感じているようだ。
その結果、スマートフォンならではの便利さや楽しみにたどり着けておらず、
スマホを持っているだけの “(仮)”の状態になってしまっていると考えられる。

「(仮)スマ層」は、アプリ利用においても消極的な姿がうかがえる。
まずダウンロードしたアプリの平均数は11.8個、よく使うアプリの平均数は5.4個で、
いずれも保有者全体平均よりも少ない傾向となった。

よく使うアプリのジャンルとしては、「神スマ層」が多種多様なアプリを使いこなしているのに対し
「ゲーム」や「SNS」が主となり、限定的であることが分かる。

アプリに対する考え方でも、「積極的にダウンロードして使ってみる」と答えた人は34.2%しかおらず、
また、約5割があまりアプリをダウンロードしたことがない、どのアプリがよいかわからないと回答。
実際に「活用できていないアプリ等が多い」(30代女性/福岡県)や
「使い方が分からないアプリがいっぱい」(30代女性/熊本県)などのコメントが見られている。

スマートフォン自体の特徴がイマイチ理解できていなためか、
積極的になれない、アプリを選ぶポイントがわからない様子が見てとれる。
アプリやデジタルコンテンツの利用金額平均も、そもそも活用していないためか173円と、全体よりもやや低い結果に。

「(仮)スマ層」は、わからない不安からかアプリに対しても積極的になれず、
自分にとってどのようなアプリが良いのかわからないという戸惑いが見える結果となった。

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4.使いこなし度の低い“(仮)スマ”層のうち、スマホを「使いこなしたい」が約8割
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スマートフォンを使いこなせていないと回答した「(仮)スマ層」に使いこなしたいかを聞いたところ、
79.5%が使いこなしたいと回答。「(仮)スマ層」もせっかくなら、満足のいくスマホライフを送りたいと考えているようだ。
そのためには、どうすればいいのか。

そのヒントを探るために、「神スマ層」にスマートフォンの活用術を聞いてみたところ、

「アイコンをアイコン変更アプリを使用して変更している」(女性/30代/東京都)
「利き腕側によく使うアプリを配置する」(男性/20代/大阪府)
「複数のアプリを一つの大きなフォルダに格納している」(男性/30代/岐阜県)などの意見が見られた。

また、スマートフォンをよく理解している神スマ層にスマートフォンのメリットを聞いてみたところ、
「いろいろなコンテンツやアプリで、調べ物や簡単な写真加工など、暇をみて作業ができる」(男性/40代/千葉県)
「写真加工できるアプリが多数あるので創作の可能性が増えた」(女性/40代/神奈川県)などがあげられ、デメリットとしては、
「電池の消費が大きい」(男性/40代/東京都)「依存しすぎてしまう」(女性/20代/神奈川県)などの意見があげられた。

これらの意見からも「神スマ層」は、スマートフォンの良さも悪さも、ある程度理解したうえで使用していることがわかる。

スマートフォンの特徴を理解して活用することで、今よりももっと高い満足感や使いこなしている実感を得られ、
便利で充実したスマホライフを送れるはず。「(仮)スマ層」は、フィーチャーフォン(ガラケー)の延長としてではなく、
新たな便利ツールとしてスマートフォンをとらえ、自分に合ったスマートフォン活用術、
スマートフォンライフを考えてみる必要がありそうだ。

【4つの特性に分かれるモバイル端末ユーザー 】

※各タイプの割合は、モバイル端末保有者全体を100%として算出した数値です。
最後に上記の結果から、4つの層のそれぞれの特徴をあげると…

■神スマ層(25.9%):
スマホの強みや特徴を理解し、スマホならではの機能や多様なアプリを効率的に活用。
自身にとって便利なツールとして使いこなしている層。

■(仮)スマ層(28.4%):
スマホをガラケーの延長として捉えており、スマホならではの便利さが理解できずアプリ利用にも消極的。
持っているだけで使いこなしているとは言えない層。

■マダガラ層(16.4%):
スマホデビューしたいと思っているが、スマホについてあまり知識がなく、購入を迷っている。

■ガラ充層(29.3%):
ガラケーを使いこなしており、スマホを使いたいと全く思っていない。


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