ウルシステムズ、CEP/ストリーム・コンピューティング製品を活用したビッグデータのリアルタイム分析プロフェッショナルサービスを提供開始

ウルシステムズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:漆原 茂、以下 ウルシステムズ)は、企業のビッグデータをリアルタイムで分析するためのCEPおよびストリーム・コンピューティング製品を活用したプロフェッショナルサービス提供を開始します。

ウルシステムズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:漆原 茂、以下 ウルシステムズ)は、企業のビッグデータをリアルタイムで分析するためのCEPおよびストリーム・コンピューティング製品を活用したプロフェッショナルサービス提供を開始します。

ビッグデータの活用ニーズが本格化するにつれ、現実世界の様々なイベントをリアルタイムで分析・把握できるようにするニーズが顕在化しています。従来まではデータを蓄積してバッチ処理により分析するのが一般的でしたが、それでは現実世界の変化に間に合いません。RFIDのようなセンサーやネットワーク機器の情報管理、インターネットの不正取引検出、金融のアルゴリズム取引や位置情報を利用したサービスなど、すばやくリアルタイムにデータを処理して次のアクションに結び付ける必要があります。このための大規模分散処理技術として台頭してきているのが「CEP(複合イベント処理)/ストリーム・コンピューティング(注)」です。

リアルタイムにデータを処理してビジネスに活かしたいという複数顧客からの要望を受け、ウルシステムズはこのたび、CEP/ストリーム・コンピューティング導入に関するプロフェッショナルサービスを立ち上げました。
大手各社が提供する製品の選定支援、アーキテクチャ設計、システム開発、技術コンサルティングなどのサービスを提供し、不正取引検出やセンサー情報分析などを企業がスムーズに開始・分析できるよう支援します。

ウルシステムズではすでに、数百万台の機器のネットワーク監視システムや、ソーシャルネットワークからのビッグデータのリアルタイム分析システムなど、業界に先駆けてCEP/ストリーム・コンピューティング製品を利用した大規模開発の実績があります。今年度中にも、本サービスを適用した新たな案件が稼働予定です。

今後も引き続き、ビッグデータを活用して競合優位性を創出したい企業のビジネスの成功を支援してまいります。

今回の新サービス提供開始に際して、製品提供各社は次のように述べています。

日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業 理事
インフォメーション・マネジメント事業部長 塚本 眞一様
「IBMは、ウルシステムズのストリーム・コンピューティング・プロフェッショナルサービスの提供開始を心より歓迎します。当社では、スマーター・プラネットの取り組みの中で培われたテクノロジーをビッグデータ活用における様々な製品・サービスに適用してまいりました。InfoSphere StreamsはIBMのビッグデータ分析の中核製品であり、世界中の様々な大規模プロジェクトで利用されています。ストリーム・コンピューティングを活用した大規模開発の実績があるウルシステムズがこのたびInfoSphere Streamsを活用するための新サービス提供を開始することにより、企業のお客様におけるビッグデータ活用のさらなる拡大と、ビジネス成長に貢献していくことを期待しています。」

米ティブコソフトウェア株式会社 Managing Director Asia Pacific/Japan Mark Fahmy様
「TIBCOは、大規模基幹系システムの構築やコンサルティング経験が豊富なウルシステムズがビッグデータ活用を強力に推進するプロフェッショナルサービスを立ち上げることを歓迎します。当社では、「TIBCO BusinessEvents(TM)」など情報を視覚的かつ迅速に把握できる次世代のCEPソフトウェアを開発してきましたが、ウルシステムズの新サービス提供開始により企業がビッグデータを活用し新たな変革へのさらなる一歩を踏み出せると確信しています。」

サイベース株式会社 副社長 早川 典之様
「SYBASEは、ウルシステムズのCEPプロフェッショナルサービスの提供開始を歓迎します。
当社は、あらゆる業種のリアルタイム分析に適応できる自社CEP製品「SAP Sybase Aleri Event Stream Processor」を、さまざまなお客様にご提供し、特に金融のお客様から高い評価を得ています。金融や通信分野では、ビジネス条件や競合他社の変化へ迅速に対応することが強く求められています。大量のストリーミングデータから、意思決定者へ価値ある情報をリアルタイムに提供するアーキテクチャとして、CEPを活用した事業の発展を期待しております。」

米レッドハット株式会社 ミドルウェアビジネス シニアディレクター アシェシュ・バダーニ様
「レッドハットは、ウルシステムズによるJBoss Enterprise BRMSによるCEP技術に関するコンサルティングとアーキテクチャデザインのサービス提供を歓迎いたします。
JBoss Enterprise BRMSはビジネスルール管理やビジネスプロセス管理、そしてComplex Event Processingのためのパワフルなオープンソースのプラットフォームです。また今回発表のウルシステムズによるCEPのプロフェッショナルサービス によって、お客様がこの分野におけるベストな製品と技術を選択できるようになることを心から期待しております。」

用語解説

CEP(複合イベント処理)/ストリーム・コンピューティング
時々刻々と流れている大量かつ多種多様なデータをリアルタイムかつ複合的に分析・活用する技術。各社から特徴的な製品が発売されており、ビッグデータ時代におけるリアルタイムデータ分析ソフトとして注目を集めている。CEPはComplex Event Processingの略。

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