2010年にアップルのiPad発売以来、タブレットPCは消費者市場で最も注目のデバイスとなった。しかし昨年から、タブレットの使用はビジネス現場にも拡大しはじめてきた。米国調査会社インスタット社は、ビジネス利用におけるタブレットPCの利用で多いのは、Eメール、カレンダー管理、記録、プレゼンテーションであり、Eメールの利用は通常のオフィスの77%にのぼっていると報告している。
「Eメールは、ビジネスユーザの利用するタブレット用途で、断トツの一位を占めている。しかしデータを詳細にみると、多くの有力なニッチ市場が散見することがわかる。ビジネスタブレットユーザが、'利用しているアプリケーションをすべて回答する'という場合には、例えば「記録」は'最もよく利用するアプリケーション'の2番目に位置する。しかし、調査回答者が最も重要なものをひとつあげるという場合には「記録」は最下位である。また、Eメール以外の'最も重要な利用法'としては「顧客管理」と「ITネットワークインテリジェント」と回答している。
インスタット社は、下記についても調査した。
•企業のネットワークに接続できると回答したのは半数以下だった
•ユーザが自分のタブレットを仕事に持ち込むというのが最新の動向である
•今回の調査では、使用料を企業が支払っているというタブレット所有者は22%にすぎない
•3Gでタブレットを利用していることと出張の多さには、高い相関関係がある
インスタット社の調査レポート「米国ビジネス市場のタブレットユーザ調査 - The Business of Tablets: Tablet Usage in US Business」は、ビジネスや家庭で技術利用や技術問題について発言権もあり見解をもつ、技術ユーザや意思決定者で構成される、インスタット社の「Technology Adoption Panel (TAP)」による調査である。TAPは、約18000名の技術ユーザや意思決定者のオンライン調査のパネルであり、この調査では905名が回答した。調査項目はビジネスと個人利用のタブレットの利用法に注目している。
【調査レポート】
[米国ビジネス市場のタブレットユーザ調査
The Business of Tablets: Tablet Usage in US Business
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