ギブン・イメージング社、2011年第3四半期業績を報告

ギブン・イメージング株式会社 2011年11月10日 19時13分
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※このプレスリリースはギブン・イメージング社2011年11月1日の発表を翻訳したものです
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ギブン・イメージング社(NASDAQ: GIVN、イスラエル・ヨクネアム)は、本日2011年11月1日、2011年9月30日を期末とする2011年第3四半期業績を発表しました。

2011年第3四半期の世界における総売上高は、前年同期の3,870万ドルに対して16%増の4,470万ドルでした。
2011年第3四半期の非GAAP(米国会計原則)ベースの売上総利益率は、前年同期の77.3%に対して77.6%でした。

2011年第3四半期の非GAAP(米国会計原則)ベースの営業利益は、前年同期の270万ドルに対して580万ドルでした。非GAAPベースの純利益は、前年同期の320万ドル、完全希薄化後1株当たり利益0.11ドルに対して、それぞれ530万ドルと0.17ドルでした。2011年第3四半期のGAAP(一般会計原則)ベースの純利益は、前年同期の100万ドル、完全希薄化後1株当たり利益0.03ドルに対して、それぞれ380 万ドルと0.12ドルでした。 GAAPベースと非GAAPベースの業績の差異は財務諸表に記されています。

2011年9月30日時点の現金および現金同等物、短期投資および有価証券の総額は9,620万でした。第3四半期における営業活動によるキャッシュフローは580万ドルでした。

ギブン・イメージング社のホミ・シャミール社長兼最高経営責任者は次のように述べています。
「この第3四半期で、当社は株式公開企業として10周年を迎えることができました。新規株式公開以来、当社は年間売上を毎年伸ばし、今後も増収を続けていく所存です。増収が続いている要因は、弊社の主力製品であるPillCam(r) カプセル内視鏡ビジネスの拡大と、BravoおよびSierra製品の買収による事業の多角化であり、これらの製品事業の総売上に占める割合はほぼ30%にまで上っています。」

「今後期待できる成功要因としては、800例の患者を登録するPillCam(r) COLON 2多施設共同ピボタル試験が現在順調に進展していることであり、予定通り、2012年5~6月下旬までには臨床試験が終了するものと予想しています。」


■2011年度第3四半期の売上分析
2011年第3四半期のアメリカ地域における売上高は、前年同期の2,620万ドルに対して3.0%増の2,690万ドルでした。ヨーロッパ・中東・アフリカ地域における売上高は、前年同期の840万ドルに対して27%増の1,070万ドルでした。アジア太平洋地域における売上高は、前年同期の400万ドルに対して75%増の710万ドルでした。

2011 年第 3 四半期の PillCam(r) SB の世界販売個数は、昨年同期の52,600個に対して12%増の58,900個でした。アメリカ地域における PillCam(r) SB の販売個数は、前年同期の 36,500 個に対して4.7%減の約 34,800 個でした。ヨーロッパ・中東・アフリカ地域におけるPillCam(r) SB の販売個数は、前年同期の10,500 個に対して31%増の13,800 個でした。アジア太平洋地域における PillCam(r) SB の販売個数は、前年同期の 5,900 個に対して82%増の10,200 個でした。

2011年第1四半期の補足データは リンク のInvestor Relationsセクションをご覧ください。


■9ヶ月の財務業績
2011 年 9 月 30 日を期末とする 2011 年 9ヶ月間の総売上は15%増の1 億 2,950万ドルでした。これには、2010年4月1日に買収したSierra Scientific Instruments(Sierra)の売上 1,960 万ドルが含まれています。2010年9ヶ月間の総売上は1億1,290万ドルで、これにはSierraの売上1,160 万ドルが含まれています。アメリカ地域における 2011 年 9ヶ月間の売上は、前年同期のSierraの売上710万ドルを含めて7,260万ドルであったの対して、同じくSierraの売上1,220万ドルを含めて7%増の7,800万ドルでした。ヨーロッパ・中東・アフリカ地域の売上は、前年同期のSierraの売上320万ドルを含めて2,850万ドルであったの対して、同じくSierraの売上450万ドルを含めて18%増の3,380万ドルでした。アジア太平洋地域の売上は、前年同期のSierraの売上110万ドルを含めて1,180万ドルであったの対して、同じくSierraの売上270万ドルを含めて51%増の1,770万ドルでした。

2011年9ヶ月間の非GAAPベースの売上総利益率は、前年同期の77.3%に対して77.0%でした。2011年9ヶ月間のGAAPベースの売上総利益率は、前年同期の75.7%に対して76.4%でした。2011年9ヶ月間の非GAAPベースの純利益は、前年同期の1,380万ドル、完全希薄化後1株当たり利益0.45ドルに対して、それぞれ1,240万ドルと0.40ドルでした。2011年9ヶ月間のGAAPベースの純利益は、前年同期の530万ドル、1株当たり利益0.17ドルに対して、それぞれ640万ドルと0.20ドルでした。


■2011年度業績見通しの修正
ギブン・イメージング社は、2011 年度の総売上高を前回見通しの1 億 6,500 万ドル~1億 7,300 万ドルから1 億 7,300 万ドル~1 億 7,700 万ドルの間になるものと予想しています。

ギブン・イメージング社は、1株当たり利益を前回見通しの0.35 ドル~0.40 ドル(GAAPベース)および0.65 ドル~0.70 ドル(非GAAPベース)の範囲のそれぞれ低い方の数字に推移するものと予想しており、その主な原因は、2011年上半期の売上総利益率の低下に至った一括償却費用のためとしています。


■最近の動向
米国消化器病学会(ACG)年次学術集会および大学院課程
* 今週、ワシントンD.C.で開催された米国消化器病学会(ACG)年次学術集会および大学院課程において、クローン病の検出とモニタリングにおけるPillCam(r) SBの価値を強調する最新データを含め、50点以上のポスター発表と口頭発表が行われました。

欧州消化器病週間(UEGW)
* 10月下旬に開催された欧州最大の消化器病会議である欧州消化器病週間(UEGW)2011
会議において、PillCam(r) COLONの臨床使用に関する初めてのコンセンサスガイドラインが発表となり、欧州消化管内視鏡学会(ESGE)によって承認され、現在、論文化のため学術専門誌に提出されています。その他、ギブン・イメージング社の製品の臨床使用の有用性を強調する口頭発表が50件以上行われました。

学術専門誌
* 米国消化器内視鏡学会の学会誌『Gastrointestinal Endoscopy』の9月号に、これまで実施された中で最大規模のPillCam(r) COLON 2多施設共同試験のデータが報告されたことを発表しました。この試験結果から、第2世代のPillCam(r) COLON 2カプセル内視鏡は臨床的に意義のあるポリープ状病変の検出において高い感度を示し、大腸の可視化に有用なツールであることが確認されました。

* 『Inflammatory Bowel Disease』9 月号に、PillCam(r)カプセル内視鏡検査後に、症候性の炎症性腸疾患(IBD)患者の大多数で治療方法が変更されたことを示す研究結果が報告されました。


■ギブン・イメージング社について
ギブン・イメージング社は、2001年にカプセル内視鏡という新たな分野を切り開いて以来、消化管診断ツールの世界的リーダーとして、消化管の可視化、診断、モニタリングのための画期的な幅広い製品を医療従事者に提供しています。ギブン・イメージング社は、小腸、食道、大腸(大腸用カプセル内視鏡PillCam(r) COLONは米国では未認可)を撮像するPillCam(r)カプセル内視鏡をはじめ、業界をリードする高解像度マノメトリのManoScan(tm)、のBravo(r)ワイヤレスpHシステム、Digitrapper(r) pH、各種インピーダンス製品など、広範な製品ポートフォリオを取り揃えています。ギブン・イメージング社は、消化管領域に画期的なイノベーションを起こし、消化管領域が抱える臨床ニーズを満たすことに取り組んでいます。ギブン・イメージング社の本社はイスラエルのヨクネアムにあり、米国、ドイツ、フランス、日本、オーストラリア、ベトナム、香港に子会社があります。詳細については、 www.givenimaging.com をご覧ください。


■日本法人 ギブン・イメージング株式会社について
ギブン・イメージング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:河上正三)は、世界で初めてカプセル内視鏡を開発し、現在世界のカプセル内視鏡市場において豊富な経験を持つギブン・イメージング社(Given Imaging Ltd. 2001年NASDAQ 上場)の日本法人であり、日本におけるカプセル内視鏡の製造販売会社です。
リンク

注)日本では、PillCam(r) SB およびPillCam(r) SB 2カプセル内視鏡(小腸用)が承認されています。大腸用のPillCam(r) COLON、およびPillCam(r) COLON 2、食道用のPillCam(r) ESO 2は承認されておりません。

また、患者さん向けの情報サイトとして、「カプセル内視鏡 飲むだけドットコム」を運営しており、カプセル内視鏡と小腸疾患に関する情報を提供しています。
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■非GAAP財務指標の使用について
このプレスリリースでは、特定の財務項目を除いた純利益、基本的1株当たり利益、希薄化後1株当たり利益の財務指標を提示しているため、一般会計原則(GAAP)に準じて計算されていません。当社は、この非GAAP財務指標の方が当社の業績に関してより意味のある補足情報を提供するものと考えます。非GAAP財務指標を使用することによって、当社および投資家は当社の純利益および1株当たり利益を評価でき、現在と過去の純利益および1株当たり利益を比較できるものと考えます。

非GAAPベースの財務情報の提示は、GAAPベースに準じて作成・提示した財務情報と切り離す、またそれに取って代わることを意図するものではありません。当社は、事業業績を内部的に評価する際にGAAP財務指標と非GAAP財務指標の両方を使用しており、こうした非GAAP調整に関する情報を投資家に提示することは重要であると考えています。

(財務諸表は添付リリースPDF、または当社HPでご覧いただけます)

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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