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ザイリンクス、10Gbps ビデオ オーバー IP とリアルタイム ビデオ エンジンの新機能を発表、放送機器業界におけるイノベーションの次の波を起こす

ザイリンクス社 2011年04月12日 11時14分
From JCN Newswire

Tokyo, Apr 12, 2011 - ( JCN Newswire ) - ザイリンクス社(本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:XLNX)は4月11日(米国時間)、米国ラスベガスで開催中のNAB 2011(ブース番号 N3722)において、ブロードキャスト リアルタイム ビデオ エンジン ターゲット デザイン プラットフォームと、SMPTE2022 IPコアを発表した。これらの製品は、高品質ビデオ処理を行ない、インターネット プロトコル上での 10Gbps の高速ビデオ配信を実現する放送機器の開発を加速するものである。ザイリンクスの放送機器向け最新製品であり、Virtex(R)-6 または Spartan(R)-6 FPGAのブロードキャスト コネクティビティ キットを、ビデオをFPGAに取り込んだ後のビデオ パイプライン アルゴリズムの生成のベースとして活用することによって、ビデオ品質のたゆみない向上が可能になるとともに、IPネットワーク上でHDや 3D、4Kの非圧縮ビデオ ストリームの配信という重要な課題にも対応できるようになる。

IHSスクリーン ダイジェスト社のTVテクノロジ担当責任者であるトム モロッド(Tom Morrod)氏は次のように述べている。「今後世界がマルチ プラットフォーム化し、ブロードキャスト ネットワークや事業者ネットワークにおいて多様なデバイスに対応したビデオ ストリームやメタデータ ストリームが飛び交うようになると、IP(インターネット プロトコル) ネットワークで10Gbpsのデータ配信を行なうことが極めて重要になります。3Dや1080p60フルHDコンテンツが増加すると非常に広帯域のインターフェイス接続が必要になり、ビデオを受け取るデバイスの増加に対応するために複数のトランスコーディングも必要になると予想され、プログラマブル ソリューションの重要性は増しています」。

リアルタイム ビデオ エンジン ターゲット デザイン プラットフォームは、放送機器クオリティに対応した「ビデオおよびイメージ プロセッシング IP パック」に加え、ザイリンクス ISE(R) Design Suite エンベデッド開発ソフトウェアを含む Virtex-6 FPGA および Spartan-6 FPGA ブロードキャスト コネクティビティ キットに対応したリファレンス デザインも同梱される。IP コアや各種ツール、ハードウェアを組み合わせて提供することによって、リアルタイム ビデオ プロセッシング チェーンの開発がこれまでになく容易になり、さまざまな SD/HD/3D フォーマット、フレームレート、解像度に対応する多様なタイプの放送機器アプリケーションで利用することができる。本キットの FMC (FPGA メザニン カード) コネクタを利用すると、SD/HD/3G-SDI、AES3 オーディオ、DVI、HDMI(TM)、DisplayPort、ビデオ オーバー IP 用 10GbE (10 ギガビット イーサネット) といったさまざまなインターフェイスを迅速に評価し、ニュース速報やライブ イベント、スポーツ中継といったリアルタイム 性能が求められる放送機器デザインに統合することが可能である。デジタル シネマやスーパー ハイビジョン (ウルトラ HDTV) システムの分野でも、最高品質のビデオと最高の帯域幅を実現するアプリケーションの構築が可能になる。

ザイリンクスは NAB 2011 のブース番号 N3722 で、ブロードキャスト リアルタイム ビデオ エンジン ターゲット デザイン プラットフォームのキーとなる要素のデモンストレーションとして、次を含む展示を行う。

- ザイリンクスの「ビデオおよびイメージ プロセッシング IP パック」 : 1080p60 や 2K および 4K ビデオ プロセッシングをサポートし、スケーリングやデインターレーシング、オンスクリーン ディスプレイ、ノイズ リダクションなどを放送機器品質で実現する。

- SMPTE2022 IP コアの実装 : 10Gb イーサネット上へのデータ重畳および低ジッターの 3G-SDI x 3 (または HD-SDI x 6) を Virtex-6 FPGA ブロードキャスト コネクティビティ キット上で動作。単一のリンクで、最大 6 系統の HD カメラ非圧縮データを、実際上いかなる距離にも配信できる。

- 東京エレクトロンデバイスのインレビアム Spartan-6 FPGA ブロードキャスト コネクティビティ キット : SD/HD/3G-SDI および AES3 オーディオ用の新型低コスト FMC に加え、HDMI、DisplayPort、V-by-One(R) HS といったさまざまなディスプレイ インターフェイス向けのオプション FMC をサポートする。

- Virtex-7 HT FPGA 28Gbps ソリューション : ザイリンクスの次世代トランシーバーの優れたジッター性能を有し、また、ケーブル TV における EdgeQAM/CMTS アプリケーションのような通信、放送機器バックホール リンク向けに広い帯域幅をサポート。10G-SDI 規格や他の新規格のサポートにも打ってつけで、4K x 2K デジタル シネマやスーパー ハイビジョン/8K x 4K といった帯域幅にも対応。

- ザイリンクスのアライアンス メンバーであるバンガード ソフトウェア ソリューション社の H.264/AVC-I ビデオ エンコーダの実装 : ビデオの画質を落とすことなく帯域幅とストレージの要件を下げる。ビデオデータ取得、アーカイブといったシステムに AllianceCORE(TM) IP コアを迅速かつ簡単に統合することが可能で、High Profile 10bit および 422 High Profile といった、SMPTE AVC-I Class50 および Class100 をサポートする。

- 業界初の 28nm FPGA である新しい Kintex(TM)-7 ファミリ : 最高 12.5Gbps をサポートするトランシーバーを搭載し、前世代 FPGA と比べて半分以下の消費電力で 2 倍の性能を実現し、放送機器アプリケーションに最適。

より高度な伝送品質とスループットを迅速に起ち上げるニーズに対応

ザイリンクスのブロードキャスト ビジネス担当シニア マネージャーであるロバート グリーン (Robert Green) は次のように述べている。「コンテンツからの要求が急速に増大しているだけでなく、ネットワーク配信のタイプも増え、特にインターネット プロトコルを介した配信が重要になるなど、放送事業者は変化の激しい環境のなかにあります。また、ビデオの画質はできるだけ高品質を保たなければならないというプレッシャーにもさらされており、難しい課題をいくつも抱えています。このたび発表した新しい IP コアとリファレンス デザインは、開発負担を軽減し、製品をより早く市場に投入できるという、FPGA を利用している顧客企業がすでに享受しているメリットをさらに拡大するものです」。

3DTV の採用が広がるにつれて、必要帯域幅が 1080p60 フォーマットとくらべて倍増し、その結果各システムの実装に必要な SDI ポートの数が増加したり、あるいはポートの速度が 6Gbps 以上へと高速化したりすることが予想される。ザイリンクスのブロードキャスト リアルタイム ビデオ エンジン ターゲット デザイン プラットフォームは、今日のトリプルレート SDI (SD/HD/3G-SDI) アプリケーションに対応できるほか、スーパー ハイビジョンに求められるさらに速いスピードにも対応できる。デュアル 3G-SDI オーバー 6Gbps ファイバや 10G-SDI といった、業界ロードマップに掲載されているそのほか新規格もサポート可能である。

大手企業のシステム開発者は、ビデオ アルゴリズムの開発だけでなく、スタジオやスタジアム内の LAN 環境と都市間およびスタジアムからスタジオへの WAN 環境のいずれかで、IP ネットワークを介した複数の HD ビデオ チャネルの伝送に FPGA を利用している。さまざまなシステムとプロセッシングをシングルチップ上に統合する FPGA ベースの実装は、開発期間が短いだけでなく、ビデオ品質の持続的な改善が可能になり、ASIC や ASSP といった柔軟性に欠けるシリコン ソリューションより優れている。FPGAはさらに、放送業界と通信業界の双方で変化しつづけるさまざまな規格の間をブリッジすることが容易で、ネットワークを介するビデオ転送のサービス品質の信頼性が高く、複数のストリーム上で最高品質のビデオ転送を実現できる。

ネビオン USA 社のエンジニアリング担当副社長であるアンドリュー オズモンド (Andrew Osmond)氏 は次のように述べている。「ザイリンクスの FPGA テクノロジは非常に素晴らしく、私たちが必要とする機能を高水準のインテグレーションと低価格で実現してくれます。SMTPE 2022 の実装に Virtex FPGA や各種ボード、IP コア、リファレンス デザインを利用することによって、IP ネットワークを介して圧縮ビデオを受信、伝送する機能を短期間で開発し、当社の Ventura 製品シリーズに組み込むことができました。これで、帯域幅とプロセッシングに対する顧客ニーズの急上昇に対応することができます」。

価格設定と供給体制

ザイリンクスの「ビデオおよびイメージ プロセッシング IP」パックの価格は 3,000 米ドルで、4 月末から出荷される。このパックには、「ビデオ プロセッシング」機能と「イメージ プロセッシング」機能を実現するビデオ プロセッシングおよびイメージ プロセッシング LogiCores IP コアが複数含まれる。ザイリンクス SMPTE 2022 IP コアは 2011 年第 4 四半期に発売される。詳しくは、 リンク を参照されたい。ザイリンクスの販売代理店に問い合わせることも可能である。

ブロードキャスト (放送機器) 業界におけるザイリンクス

ザイリンクスはプログラマブル ロジック ソリューションの世界的リーダーとして、放送機器業界向けにスケーラブルな性能、柔軟性、リコンフィギュレーション性を提供することにより、ハイエンド プロフェッショナル放送向けキャプチャ システム、伝送システム、ディスプレイ システムの製品寿命を伸ばすことに貢献している。ザイリンクスのプログラマブル デバイスは最新の規格、インターフェイス、コーデックの早期の採用と移行を可能にするため、メーカーが全体的な資本支出と営業経費を抑えつつ、3DTV からデジタル シネマ (4K x 2K) やスーパー ハイビジョンへと展開できるようになる。詳しくは、 リンク を参照されたい。

ザイリンクスについて

ザイリンクス(NASDAQ:XLNX)は、プログラマブル ロジックのリーディング プロバイダである。詳しい情報は Web サイト リンク で公開している。

※ザイリンクスの名称およびロゴ、Artix、ISE、Kintex、Spartan、Virtex、その他本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびその他各国のザイリンクスの登録商標または商標です。HDMI は HDMI Licensing LLC の商標です。V-by-One HS はザインエレクトロニクス株式会社の登録商標です。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。

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株式会社井之上パブリックリレーションズ ザイリンクス広報担当 鈴木/関
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概要:ザイリンクス社

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