認証アプライアンスサーバ「AXIOLE」が、Google Appsと直接連携

新クラウド連携オプションを提供

株式会社ネットスプリング(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 最高経営責任者:西武 進、以下: ネットスプリング)は、2月2日よりネットワーク認証アプライアンスサーバ「AXIOLE」(アクシオレ)においてGoogle Appsと連携可能とする新しいオプション機能の販売を開始します。今回、サイオステクノロジー株式会社(以下:サイオス)と協業し、本製品とGoogle Appsを連携させるAXIOLEのクラウド連携オプション機能を開発しました。このオプション機能によりクラウドコンピューティングであるGoogle Appsとローカルシステムの統合的なID管理を実現します。初年度の販売目標は100台を見込んでおり、AXIOLE本体および本オプション機能は、いずれもネットスプリングの販売代理店、SIerや取扱店を通じて提供されます。
今後GmailをはじめとするGoogle Apps各種サービスと連携する情報システムの構築を目指すクラウドコンピューティングマーケット向けに、AXIOLEのクラウド連携オプション機能を積極的に提案していきます。


▼クラウドコンピューティングとのAXIOLE連携がより容易・迅速化
急速に拡大しつつあるクラウドコンピューティングの利用に際して、現行のローカルシステムとの連携が求められています。ローカルシステムでアカウントID統合化の流れが強まる中、セキュリティ管理やユーザの利便性を含め、クラウドコンピューティング利用とのシームレスなアカウントの統合管理およびその運用システムが求められてきています。
これを背景に、Google AppsとLDAP系アプライアンス型の認証サーバAXIOLEを直接連携させ、クラウドコンピューティングの導入および現行ローカルシステムとの並行運用を迅速に展開したいとする要望が益々増大してきました。


今回のシステムでは、AXIOLE上に搭載するGoogle Apps連携オプションにより、AXIOLEに登録されているアカウントとGoogle Appsのアカウントを同期する機能が提供されます。これにより、システム管理者は、AXIOLEでのアカウント管理を行うだけで、容易にGoogle Appsをユーザに提供することができ、ローカルシステムとクラウドコンピューティングのアカウントを一元管理することが可能になります。
Google Apps連携オプションは、AXIOLEの新規導入時のみならず追加での機能アップも可能です。
本オプションは、AXIOLE v1.7以降のファームウェアで提供されます。


<用語解説>
*1 : Google Apps
Googleが提供するコストも手間も省いた新しいホスティング型アプリケーションサービス。独自のドメインで Gmail、Google カレンダー、Google トークのアカウントをユーザに提供できたり、Docs & Spreadsheets でオンラインの文書管理、ファイル共有やリアルタイムに同時編集ができるなど、スムーズなコラボレーションが可能。


*2 : LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)
インターネットやイントラネットなどのTCP/IPネットワークで、ディレクトリデータベースにアクセスするためのプロトコル。ディレクトリサービスとは、ネットワークを利用するユーザのメールアドレスや環境に関する情報を管理するサービスのことで、ユーザ名からこれらの
情報を検索することができる。


【サイオステクノロジー株式会社 専務執行役員 大塚 厚志 氏 によるエンドースメント】
ネットスプリング社のGoogle Appsと連携可能なネットワーク認証アプライアンスサーバ「AXIOLE」の提供開始を心より歓迎いたします。「AXIOLE」がGoogle Appsと連携することにより、中小企業や中小規模の教育機関へのクラウド導入がさらに加速するものと期待しております。
今後もサイオスは、ネットスプリング社と協業し、お客様のニーズに柔軟に対応したソリューションを提供してまいります。


【ネットスプリング「AXIOLE」について】
ネットスプリングは広島大学で開発された学内向けのネットワーク認証ソフトウェアを元にLANアクセス管理アプライアンス「FEREC」を開発・販売してきました。昨今の情報セキュリティ市場の伸張に呼応し、2008年9月時点で、FERECは大学セグメントにおける導入率13%を超えるまでに浸透しました。FERECの導入が高まると共にネットワーク認証(ID管理)のオープン化や統合化要望が増加し、ID管理としてLDAPベースの認証サーバのニーズが顕在化し、それらの要望に対応するためにオールインワンのアプライアンス型のネットワーク認証装置「AXIOLE」を2006年11月より販売開始しました。


AXIOLEは日本語Web画面から設定・管理を非常に簡単に行うことができるLDAP認証サーバです。LDAPサーバ構築に必要なディレクトリやスキーマの設計といった煩雑な作業はあらかじめAXIOLEで用意してあり、その上LDIF、CSV、UNIX Password形式でのユーザデータのインポートも可能なため、導入後、直ちに本格運用に入ることが可能です。またアプライアンス製品ですので、煩わしいOSメンテナンスも不要で、AXIOLEではWeb画面からのファームウェア更新を行うだけです。また、AD(ActiveDirectory)とのアカウント同期機能も提供しています。2009年5月にリリースしたAXIOLE ファームウェアVer.1.5においてLDAPスキーマオプションの強化版を汎用システムとの連携向けに提供し、そのスキーマ拡張機能により多くの認証クライアントに対応することが可能になりました。現在、AXIOLEは、ID管理の必要性の増大と共に大学・高専等の文教分野だけでなくデータセンターや工場等での企業におけるID管理、また、リモートアクセスID管理用としても広く導入されてきています。


AXIOLE本体標準販売価格:990,000円(税別)より(AXIOLE 1000ユーザ版)。※1※2
※1-初年度のAXIOLEライセンス費用ならびに保守費用を含む
※2- LDAPスキーマオプション698,000円は別途


AXIOLEクラウド連携オプション(標準販売価格)
・ Google Apps 連携オプション:
 □年間および更新ライセンス価格 年額600,000円(税別)
 □ (注)AXIOLEユーザ数およびGoogle Appsのアカウント数に依存しません。
 (注意)本オプションは、AXIOLE v1.7の機能エンハンスと同時提供(2011年2月末)予定です。

このプレスリリースの付帯情報

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関連情報
http://www.axiole.jp/
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