Yokohama, Jan 20, 2011 - (JCN Newswire) - 米アナログ、高帯域通信、イーサネットICソリューションの業界のリーダーである米国マイクレル・セミコンダクタ社の日本法人マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(以下:マイクレル社、横浜市西区みなとみらい 代表取締役社長:山本一博)は、本日、KSZ8895/8875/8864シリーズを発表。
このデバイスは、低消費電力高集積4/5ポートswitch-on-a-chip ICである。マイクレル社の最新グリーンPHYトランシーバとスイッチ技術を活かしたこの製品ファミリでは、前世代比で50%の消費電力削減を達成している。消費者および産業用機器におけるイーサネット接続のニーズ増大に対応し、この製品ファミリでは、先進的なパワーマネージメントと洗練されたQoS (Quality of Service)機能が搭載されている。価格とサンプルについては問い合わせにより対応。量産品の発注は2011年第1四半期に開始を予定。
「コンテンツ配信や、メディアデバイスとの相互接続のために、デジタル家電におけるイーサネット採用はますます進んでおり、そのためにポート数の多いデバイスに対する需要が高まっている。」と、マイクレル社イーサネット製品担当部長のWiren Perera氏は指摘している。「マイクレル社の新型スイッチファミリは、このような需要に直接対応するものである。また、エネルギー効率も高いため、ENERGY STARなどの主要な環境規格への対応もできる。この製品ファミリでは柔軟な構成が可能なため、単一の基盤システムプラットフォームをベースにして、さまざまな機器の要件を満たすことが可能である。」
これらのデバイスには、タグおよびポートベースのVLANサポートや、IPv6優先度設定などの洗練されたQoS機能が搭載されているので、IPTV、IP-STB (セットトップボックス)、VoIP (voice over IP)、住宅用ゲートウェイ、GPONなど、要件の厳しい昨今のIPコンテンツベース機器には最適である。また、急成長中の工業オートメーションおよび自動車市場においては、ノイズ放射レベルの低さや、マイクレル社の強みである高信頼性と品質も、これらのデバイスが接続機器に最適な理由にあげられる。
これらのデバイスは、1.2V LDOを内蔵した3.3V単一電源をサポートしており、オプションとして3.3V、2.5Vまたは1.8Vの I/Oが選択可能。さらに、デバイスの「エナジーディテクト・パワーダウン」モードなどの先進的なパワーマネージメントにより、さらなる省電力をサポートしている。このモードは、ケーブルが外れた場合や、デバイス未使用時に「低速オシレータ」モードがアクティブな場合などに、アクティブとなる。
この製品ファミリでは、MIIまたはRMII経由で、ホストプロセッサおよびPHYとの柔軟なインターフェースを提供している。ツイストペアケーブルまたは光ファイバのインターフェースについても対応している。オンチップの終端抵抗、および50MHz RMIIクロックの内部生成により、部品コストがさらに削減され、パッケージが小型化されている(KSZ8864RMNの場合、64ピン)。
新製品の画像データはこちらから入手可能。
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製品詳細、データシートはこちらから入手可能(英文)。
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概要: マイクレル・セミコンダクタ
マイクレル社はグローバルな半導体サプライヤーとして、アナログ、イーサネット、広帯域通信に使用されるICソリューションを世界市場に提供している。同社製品には最先端のミクスドシグナル製品、アナログ製品、パワー半導体、高性能通信用スイッチ、クロック管理スイッチ、イーサネット・スイッチおよびPHY製品がある。ユーザーにはエンタープライズ、民生、工業、モバイル、通信、自動車、コンピューター製品などの有力メーカーが含まれる。本社と最先端のウエハ-製造設備は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、米州、欧州、アジア全域に地域販売代理店とカスタマーサポートの拠点、先端テクノロジーのデザインセンターがある。さらにマイクレル社は世界に広範な流通販売網と代表事務所を保持している。詳しい情報は リンク から入手可能。
お問合せ先:
マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社
〒220-6014
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA 14F
TEL:045-224-6616
FAX:045-224-6716
E-mail:info14@micrel.co.jp
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