ダイムラー社、全世界に展開する自動車とトラックの 新しい開発プラットフォームにシーメンスのCADソフトウェアを選択

~ダイムラー社、グローバルな車両開発プラットフォームに
全社標準システムとしてシーメンスのCADソフトウェアを採用。
2012年夏より、世界20ヵ所以上の開発センターと主要サプライヤの業務を
単一の製品開発プラットフォームに統合。契約額は非公表~

シーメンスの製品データ管理バックボーンであるTeamcenterの
導入をすすめているダイムラー社は、シーメンスのNX CADの導入を
決定しました。ダイムラー社は、TeamcenterとNXを組み合わせ、
初期のコンセプト設計から設計時のシミュレーション、設計意図の
検証までをデジタルにコラボレートできる環境を構築します。
製品のデジタル情報を単一のグローバル・データプールに統合し、
新車の開発を加速化させます。開発、設計、生産計画、製造の
各プロセスを並行して進めることにより、バリューチェーン全体の
さらなる最適化を図ります。

「NX CADとTeamcenterをベースとした当社の製品データ管理システムの
Smaragdとを組み合わせることで、設計から生産計画、製造機械の
管理まで、ものづくりのプロセス全体を統合していきます」と、
ダイムラー社R&D製品イノベーションおよびプロセス技術担当の
Prof. Bharat Balasubramanianは述べています。

ダイムラー社の他にも、本年、シーメンスのソフトウェア・ソリューションを
導入しグローバルな自動車開発プロセスを最適化することを決定した
自動車メーカーがあります。シーメンスのオープンなソフトウェア・
ソリューションに切り替えることで、自動車メーカーは自動車の
設計・製造の品質と効率性を向上させることができます。

最新の自動車開発において、機械、電気、エレクトロニクス部品を
統合する必要性が増えており、ソフトウェアが占める割合はますます
拡大しています。このような状況下では、機械、電気、ソフトウェアに
関するすべての情報を単一のプラットフォームに統合し、
サプライヤを含めたバリューチェーン全体でコラボレートできる
環境を構築する必要性があります。

「当社のCADとPLMソフトウェアは、メーカーの開発プロセスと
生産計画を強化し、生産性を向上させます」と、シーメンス産業
オートメーション事業部のビジネスユニットである
シーメンスPLMソフトウェアのプレジデント兼CTOである
Chuck Grindstaffは述べています。

シーメンスのソフトウェアを使用すると、自動車メーカーは
バリューチェーン全体を含めて、製品の開発と生産の計画を
製造と並行して管理できるようになります。ダイムラー社は、
1990年代中頃からコラボレーティブな製品データ管理にシーメンスの
Teamcenterを活用しています。今回、シーメンスのNX CADを
導入することで、ダイムラー社は製品開発プロセス全体を
カバーするデジタルベースのツール、すなわち、コラボレーティブな
設計、エンジニアリング、開発のためのソリューションを
導入することになります。

シーメンスは、世界69,500社のお客様に670万ライセンスにのぼる
PLMソフトウェアを提供しているリーディング・サプライヤです。
PLMソフトウェア市場は、他の業務ソフトウェア市場よりも堅調な
成長を見せています。2009年の市場規模は230億ユーロ、
2014年まで年率8%の成長率で推移すると見込まれています。

シーメンス インダストリーセクターについて
シーメンス インダストリーセクター(ドイツ・エアランゲン)は、生産、
運輸、ビルディング、照明の産業向けに環境にやさしい技術を
提供している世界的なサプライヤです。統合オートメーション技術と
各産業に特化した包括的なソリューションを提供して、お客様の
産業およびインフラ構築における生産性、効率性、柔軟性の向上に
貢献しています。シーメンス インダストリーセクターは、ビルテクノロジ、
ドライブテクノロジ、産業オートメーション、インダストリーソリューション、
モビリティ、オスラム(照明)の6つの事業部からなります。
シーメンス インダストリーセクターは全世界で約204,000人の
従業員を擁し(9月30日現在)、2010年度の総売上高は
約349億ユーロを達成しています。
詳細はwww.siemens.com/industryをご覧ください。

シーメンス産業オートメーション事業部について
シーメンス インダストリーセクターに属する
シーメンス産業オートメーション事業部(ドイツ・ニュルンベルク)は、
オートメーション・システム、工業用制御機器、産業用ソフトウェアの
分野で世界をリードしています。製造・加工業界向けの標準製品から、
自動車生産設備や化学工場全体の自動化を含む全産業、
全システムに向けたソリューションまで、その取り扱い品目は
多岐にわたっています。産業オートメーション事業部は業界屈指の
ソフトウェア・サプライヤとして、製品の設計、開発、製造、販売、
各種保守サービスに至るまで、製造企業のバリューチェーン全体を
最適化します。シーメンス産業オートメーション事業部は全世界で
約33,000人の従業員を擁し(9月30日現在)、2010年度の総売上高は
62億ユーロを達成しています。
詳細はwww.siemens.com/industryautomationをご覧ください。

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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