シングルサインオンが可能なクラウド型の認証管理サービスを開始

-パブリッククラウド、プライベートクラウドが混在する環境下での認証セキュリティを向上-

株式会社日立情報システムズ(取締役社長:原 巖、本社:東京都品川区大崎、以下 日立情報)は、セキュリティクラウドサービス「SHIELDeXpress(シールドエクスプレス)」のラインアップの一つとして、パブリッククラウド、プライベートクラウドが混在するシステム環境で複数のWebサービスに一度の認証でログイン(シングルサインオン)できる「SHIELDeXpress認証管理サービス」を、本日より提供開始します。

企業におけるクラウド型サービスの利用拡大により、一人の社員が社外・社内を問わず複数のWebサービスを使い分けながら業務を進めるケースが増えています。これに伴い、社員にとって複数のID・パスワードを管理する負担が増加しており、企業のシステム管理者も、各サービスのセキュリティレベルの均一化や利用状況の把握など、さまざまな課題に直面しています。
 こうした状況から、日立情報ではパブリック、プライベートを問わず複数のWebサービスへのシングルサインオンが可能なクラウド型の「SHIELDeXpress認証管理サービス」を開始します。本サービスは、複数のWebサービスの認証情報(ID、パスワード)を当社データセンタが一元的に管理し、データセンタが提供するポータルサイトへのアクセスにより一度の認証で社外・社内問わず複数のWebサービスの認証が可能なシングルサインオンを実現します。これにより、社員自らが管理するID・パスワードは一種類だけになり、管理負担を軽減できます。また、オプションで提供するPKI認証、指静脈認証との併用により、認証のセキュリティレベルを向上させることができます。
 また、ポータルサイトへのアクセスは、Windowsが使えるPCのほか、シンクライアントPC、スマートフォン(Android、iPhone)、iPadが利用でき、モバイル接続にも対応しています。さらに、SaaS型サービスを提供するプロバイダが本サービスを認証基盤として利用することも可能です。
 今後も日立情報では、日立グループのクラウドソリューション体系である「Harmonious Cloud」のひとつとして、セキュリティクラウドサービス「SHIELDeXpress」を構成するサービスのラインアップ強化を図り、2011年度末までに「SHIELDeXpress」全体で1.5億円(累計)の売上を目指します。


<サービスの特長>
1. 複数のID、パスワードを一元管理(シングルサインオン)
一度の認証処理を行うだけで、登録している複数のサービスの利用が可能です。認証処理の一元化により、利用者の利便性を向上し、管理者の作業負担を軽減します。
2. パブリッククラウドサービス(*1)利用における認証セキュリティを向上
PKI認証(*2)や指静脈認証(*3)を組み合わせることにより、より強固な認証を採用することができます。
3. 認証基盤の運用管理や機器購入が不要
認証に必要な基盤は全てデータセンタから提供しますので、機器類の購入や運用管理は不要です。


(*1) SAML2.0対応プロバイダが条件です。なお、利用サービスごとに利用開始可能時期が異なりますので、別途お問合せ下さい。
(*2) 日立情報のSSComの認証基盤を利用します。
(*3) 株式会社日立製作所の「指静脈認証サービス」を利用します。


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◆関連サイト:SHIELDeXpress 認証管理サービスリンク

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