Tilera社およびQuanta社、世界でもっとも電力効率が高く、コンピューティング密度の高いサーバを発表

Santa Clara, CA and San Francisco, CA, June 23, 2010 - (JCN Newswire) - クラウドコンピューティングおよびネットワーキング機器用のメニーコア汎用マイクロプロセッサで世界をリードしているTilera Corporationと、世界最大級のODMのQuanta Computer Inc.は、世界でもっとも電力効率が高くコンピューティング密度の高いサーバであるS2Q (コードネーム)を、本日発表しました。

Santa Clara, CA and San Francisco, CA, June 23, 2010 - (JCN Newswire) - VELOCITY 2010およびSTRUCTURE 2010 -- クラウドコンピューティングおよびネットワーキング機器用のメニーコア汎用マイクロプロセッサで世界をリードしているTilera(R) Corporationと、世界最大級のODMのQuanta Computer Inc.は、世界でもっとも電力効率が高くコンピューティング密度の高いサーバであるS2Q (コードネーム)を、本日発表しました。現在のクラウドコンピューティング・ワークロードを解消することを特に目的としたS2Qサーバは、クラウド・データセンタ・プロバイダ、エンドカスタマーおよびソフトウェアパートナーとの協業により設計されました。高パフォーマンスのウェブ、データベース、ホスティング、および金融などのアプリケーションを実行している大規模データセンタを、ターゲットにしています。

「今回の発表は、弊社のプロセッサやその提供する機能が、実社会で実装に値すると認められたことを意味しています。」と、Tilera Corporation CEOのOmid Taherniaは述べました。「クラウドは、コンピューティングに対する我々の考え方を変えつつあります。x86技術では対応できないような、電力効率や密度に対する新しい需要が生まれています。Tileraベースのサーバは、まさにその市場ニーズに対応しています。」

「S2Qサーバには、たいへん期待しております。このサーバは、わずかなスペースと電力予算で高パフォーマンスを提供する技術的ブレークスルーです。」と、Quanta Computer Inc.クラウドコンピューティング事業部副社長のMike Yangは述べました。「このサーバは、サーバ設計においてQuanta社が主導的位置づけにあることを示しており、市場最新の技術を提供しています。」

各S2Qサーバには、8つのTilera TILEPro64(TM)プロセッサが内蔵されており、8つのハイエンドIntel Xeon 5000クラスのデュアルソケットサーバを置き換えることができますので、業界最高のパフォーマンスとパフォーマンス密度を提供する2Uサーバとなっています。このサーバは、ベンダに、大規模ウェブクラウドのビルディングブロックを提供します。さらに各プロセッサにI/Oを統合することで、このサーバで最大16個の10 GbEインターフェースと16個の1 Gbインターフェースを、電力費用を上げず、追加チップセットやネットワーキングカードの費用を発生させずに提供することを可能にしました。

世界最高クラスの密度と最高のコンピューティング能力の2Uサーバ
- それぞれが64コアTILEPro648プロセッサを内蔵する8つのノード
- 1秒当たり最大1.3兆の操作を提供する512コア
- I/O帯域幅176 Gbps
- 最大64のDIMMスロット
- 最大24個の2.5"ホットフラグSAS、SATAまたはソリッドステート・ハードドライブ

電力効率が高く環境にやさしいサーバ
- 各サーバノードの消費電力は最大35~50ワット
- 8キロワットのラックで最大10,000コアに対応するS2Qサーバ
- 90%の効率のホットプラグ電源
- 環境にやさしい設計のために、スペースと電力を節約する共通ファンと電源

保守と管理のしやすさ
- 前面取り付け式でホットプラグ可能な2.5"ハードドライブ
- 4つのホットプラグ可能な2ノードトレイ
- ホットプラグ可能な電源
- IPMI 2.0専用管理ポート

クラウドアプリケーションは、非常に複雑な単一スレッドのプログラムでなく、何百万件もの小さなパラレルタスクを同時に実行しますので、非常に大きなコアを必要とします。そのため、Tilera社のメニーコア設計は、クラウドに最適です。TILEPro64プロセッサには、SMP Linuxで実行される64のコアが搭載されています。Tilera社のiMesh(TM)の技術により、コヒーレンシキャッシュをメニーコアに統合し、拡張可能なパフォーマンスを提供することが可能になります。

S2Qサーバは、2010年9月からお客様に限定販売を開始し、2010年第四半期に一般利用可能になります。S2Qサーバについての詳しい情報は、S2Q@qsscit.comまでお問い合わせください。

Tilera社は、6月22~24日に米国カリフォルニア州サンタクララで開催されるVelocity 2010と、6月23~24日にサンフランシスコで開催されるStructure 2010で、S2Qシステムのデモを行います。

概要: Tilera社
Tilera(R) Corporationは、クラウドコンピューティングや通信アプリケーション用の汎用マルチコアプロセッサおよびメニーコアプロセッサで、業界をリードする企業です。Tilera社のプロセッサは、画期的な分散iMesh(TM)アーキテクチャをベースににしています。iMeshアーキテクチャは、汎用低電力コア何百個もの規模に拡大可能で、新しい処理技術にも対応し続けます。この革新的アーキテクチャ、標準Linux環境、および標準GNUツールによって、Tilera社は、これまでにない汎用コンピューティング能力を、レガシープロセッサに比べてはるかに少ない消費電力で提供します。Tileraには、TILE64(TM)、TILEPro(TM)、および最新のTILE-Gxの、3つの製品ファミリがあります。本社は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、米国マサチューセッツ州ウェストバロー、日本の横浜、中国の北京と上海に事務所があります。

すべての商標は、それぞれのオーナーの所有物です。

お問合せ先:
Tara Sims
siliconPR (Tilera社担当)
Email: tara.sims@siliconpr.com
Tel: +1-415-310-5779

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