米Digi International社 iDigi Tankクラウドソリューションで 米Massa社の遠隔タンク監視センサを無線化

貯蔵タンクの情報への容易なリモートアクセスを実現

米国Digi International社 (本社・米国、ジョー・ダンズモアCEO、NASDAQ:DGII)はこのほど、超音波検出や水中音波探知機のテクノロジー企業であるMassa Products Corporation (米マサチューセッツ州、以下Massa社)が、DigiのXBee RFモジュールを使って、貯蔵タンク情報の無線リモートアクセスを実現したことを発表しました。

XBeeモジュールは、Massa社のM3電池式の無線タンクレベルセンサに集積され、厳しい環境にも容易に配備するために必要なドライバを備えています。またセンサは、カスタマのネットワークにデータを返すために、セルラー、イーサネット、無線LAN、サテライト版を含むDigiのConnectPort Xゲートウェイ製品との通信を実現しています。


製品開発のスピードを上げるため、Massa社はセンサをiDigi Tankにインテグレートしました。iDigi Tankは、液体・固体・ガスの遠隔タンクへの接続・監視向けのアプリケーションを迅速かつ容易に構築するのに必要なホスト型ソフトウェアとサービスを備えたワイヤレスM2Mソリューションです。Massa社は、企業のiDigiソリューション導入・配備を支援するiDigi Tankモニタリングのソリューション・パートナです。


「Digiのおかげで、当社のカスタマが配備・利用しやすいプラグアンドプレイ・ソリューションを開発することができました。センサは貯蔵タンクの上部に設置され、DigiのゲートウェイおよびiDigiのクラウドにより自動的に作動します。これによりカスタマは、遠隔の貯蔵タンクに即座に接続でき、世界中のどこからでもタンクレベルの計測・監視することができます。これは、ほとんど誰にでも行えるほど簡単です。iDigiソリューションによって、当社はマーケットへの提供が迅速に行え、タンクレベル監視センサの開発というコアビジネスに集中することができました」と、Massa社の工業製品担当セールスマネジャーのアル・デ・キアラ氏は話しています。


「Massa社は、貯蔵タンク監視センサの代表的なメーカーです。弊社の製品とクラウドのiDigiサービスは、Massa社のカスタマが容易に遠隔タンクレベルの重要な情報へのアクセスできるよう支援します。私たちのiDigi Tank M2Mソリューションは、カスタマが遠隔タンクへの接続に要する期間を月単位から日単位に削減することができます」と、Digi Internationalのグローバルセールス&マーケティング上級副社長のラリー・クラフトは話しています。


Digiのドロップ・イン ネットワークソリューションは、セルラー、サテライト、ZigBee/802.15.4に対応したワイヤレスゲートウェイや、アダプタ、モジュール、エクステンダ、周辺センサ、シリアルおよびイーサネットケーブル置換のRFベース製品から構成されます。本ソリューションは、無線ネットワークインフラが存在しなかったり、既存ネットワークへのアクセスができなかったり、あるいはケーブル敷設が非実用的あるいはコストがかかる、といった場所にあるデバイスやセンサに接続したりネットワーク化するために用いることができます。柔軟性に富んだDigiのXBeeモジュールは、米国の900MHzからワールドワイドの2.4GHzまで、さまざまな周波数帯で利用できます。一度XBeeがインストールされたら、カスタマは製品を再開発することなくXBee製品ラインで周波数やテクノロジーを容易に変更可能です。


ドロップ・イン ネットワーク製品の詳細は、リンクを、iDigi Tankの詳細は、リンクをご覧ください。また、iDigiソリューションパートナプログラムの詳細は、リンクをご参照ください。



■Digi Internationalについて
ディジ インターナショナル社は、ネットワークやWebを介してローカルもしくはリモートの電子機器に接続し安全に管理するための信頼性のある製品とテクノロジーを開発することにより、ワイヤレスM2Mを容易にします。ディジは、性能、柔軟性、品質の最高水準を提供し、世界的なネットワークの販売代理店やリセーラ、システムインテグレータ、OEMを通じて製品を届けます。Digi Internationalの詳細は、www.digi.com

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