NACCS「国際連携システム」との連携をサポートし、貿易EDIシステムとしての機能を強化 富士通の最新データベース「Symfoware Server V10」に対応
両新製品ともに、NACCSセンター(輸出入・港湾関連情報処理センター)の「国際連携システム」(※)との連携を可能にする「ebXML MS 2.0」を通信機能として新たにサポートしました。貿易業務においてもEDIを活用した国際連携や情報共有がますます重要になることから、ACMSは貿易EDIもカバーするソリューションとして、商社をはじめとしたグローバルに展開する企業の業務効率化や企業競争力の向上を強力にバックアップします。
また、両新製品は、富士通株式会社の最新データベース「Symfoware Server V10」に対応し、さらに、お客様のニーズにお応えするため多くのデータベースへの対応を重視しており、最新版では「MySQL 5.1」、「DB2 Version 9.7」にも対応しました。
新製品の販売価格は、従来バージョンと変わらず「ACMS E2X 3.5」が150万円(税別) ~、「ACMS B2B 3.5」が100万円(税別)~で、2010年1月29日よりDALのビジネス・パートナー71社を通じて販売します。
◆ NACCS対応ebXML MS 2.0をサポートし、貿易/通関業務を効率化
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税関手続きなどの輸出入手続きのIT化は1970年代後半から進められ、現在は、税関や関係行政機関、ならびに輸出入に携わる民間企業の多くが「輸出入・港湾関連情報処理システム(NACCS)」を利用しています。
ビジネスのグローバル化に伴い、国内標準プロトコルを使用したEDIは、インターネットを利用した国際標準プロトコルによるEDIへの移行が加速しています。貿易/通関業務においても同様で、従来は専用線接続で利用されていたNACCSは、国際標準プロトコルebXML MS 2.0をベースにインターネット接続できる「国際連携システム」を追加構築しました。この「国際連携システム」は、海外のシステムとの連携を可能にすると同時に、国内企業がNACCSにインターネット接続するためのゲートウェイの機能も果たし、利用企業は、貿易/通関業務の効率化とともに、回線コストの削減、利便性の向上などのメリットがあります。
今回、ACMSがNACCS対応の「ebXML MS 2.0」をサポートし、「国際連携システム」との接続を可能になったことで、国内外の取引に関する情報を一元的に処理・管理することが可能となりました。特に、社内システムとの連携機能を持つ「ACMS E2X 3.5」では、社内基幹システムの情報をもとに貿易手続きデータを作成できるなど、作業の確実性と効率を向上します。
◆「ACMS E2X 3.5」および「ACMS B2B 3.5」の価格と出荷時期
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◇販売/出荷開始:2010年1月29日
◇販売価格:「ACMS E2X 3.5」 150万円(税別) ~
「ACMS B2B 3.5」 100万円(税別)~
◇販売経路: DALのビジネス・パートナー71社を通じて販売
リンク
※NACCSと国際連携システムについて
NACCS(Nippon Automated Cargo And Port Consolidated System輸出入・港湾関連情報処理システム)は、税関、関係行政機関と、運輸業者、通関業者、倉庫業者、航空会社、船会社、船舶代理店、金融機関などの民間業界をオンラインで結び、輸出入等関連業務を迅速に処理する。管理・運営主体は、輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社(NACCSセンター)。同社は独立行政法人通関情報処理センターが2008年10月に特殊会社化され発足。
NACCSと海外のシステムとの連携を確立し、インボイス、パッキングリスト、Purchase Orderといった貿易関連文書の国際間における交換を行うために国際連携システムが構築され、インターネット上で高速かつ安全な企業間電子商取引環境を構築するためのXMLベースの国際標準ebXML MSが採用されている。
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