2013年までにインターネット接続できるモバイル機器の販売の6割以上はキャリアチャネルに

米国の市場調査会社インスタット社が世界のモバイルグラフィックスとマルチメディアシリコンについて調査した「モバイルグラフィックとマルチメディア技術調査:TAM、導入傾向、標準、IP/チップベンダ
- Mobile Graphics & Multimedia Review」を出版

サービスに関連する収益の可能性が高いために、キャリアが、ネットブックやモバイルPCなどのインターネット接続できるモバイル機器の大きなチャネルとなりつつある。米国調査会社インスタット社は、新しい通信技術による帯域幅の拡大やキャリア間の競争の激化によって、複数の機器やサービス料金が下落してバンドルサービスが増加し、キャリア経由で販売されるモバイル機器の数は増加し続けるだろうと予測している。

「米国では、キャリアは奨励金付きのネットブックに月額60ドルの2年契約で課金している。キャリアの奨励金は50-100ドルで、この契約期間中に1440ドル以上の収益を得ることができる」とインスタット社のアナリストJim McGregor氏は語る。

また、EUとアジアのキャリアもデータ契約がでネットブックを提供しているが、通常米国より低価格である。最近、ネットブックの販売が好調だったため、キャリアは、ノートPCにおいても挑戦を初めている。アジアのキャリアはすでにMIDとUMPCを提供している。

インスタット社は、下記についても調査した。

●インターネット接続デバイスの最大実現可能市場(TAM)は、年平均成長率(CAGR)22.3%とすれば、2013年に実現するだろうと予測している
●2013年までに、インターネット接続デバイスの78%、モバイルPCの85%はマルチメディアアクセラレーション統合となるだろう
●インスタット社は、2013年には、ネットブックの約31%がキャリア経由の販売となるだろうと予測している
●モバイル市場の革新は主に、豊かなコンテンツ、通信とコンテンツに接続するネットワーク、接続を可能にする帯域幅の増大、新技術の、4つの要因によって促進されている

インスタット社の調査レポート「モバイルグラフィックとマルチメディア技術調査:TAM、導入傾向、標準、IP/チップベンダ ー Mobile Graphics & Multimedia Review」は、世界のモバイルグラフィックスとマルチメディアシリコンについて調査している。モバイルマルチメディアのハードウェアとソフトウェアソリューションの分析、マルチメディアアクセラレーションに影響を与える標準とプロプライアタリプラットフォーム、メディアリッチなコンテンツや増加する通信帯域幅、マルチメディアアクセラレーションやモバイルデバイス市場の変化を促進する新技術の特定、2013年までの商用市場のプロセッサに利用されるモバイルデバイスのシリコン機能のTAM(市場価値)予測と統合と独立型のグラフィックスのPC予測などを記載している。

【調査レポート】
モバイルグラフィックとマルチメディア技術調査:TAM、導入傾向、標準、IP/チップベンダ
Mobile Graphics & Multimedia Review
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