イーサネット/無線LANミニコアモジュール 「RCM5760」と「RCM5650W」を発表

メモリ増強、リモートでのファームウェアアップデート機能を備えた新製品

ディジ インターナショナル株式会社(本社・渋谷区、ジョー・ダンズモア代表取締役)は、このほど、使いやすい超小型のロープロファイル、ローコストネットワークモジュールであるRabbit MiniCoreシリーズを強化・拡充し、有線・無線ピン互換の「RCM5760」(イーサネット)と「RCM5650W」(無線LAN)を発表しました。

新製品のモジュールは、大量のデータ格納が必要となるビルオートメーションやセキュリティなどのデータ集約型アプリケーション向けにメモリを強化しています。また、インターネット接続できるいかなる場所からでも、ワイヤレスでファームウェアをアップデートすることができ、カスタマのメンテナンスコスト低減を実現します。


「私たちは、昨年の発表以来、数千ものMiniCoreキットを販売しました。第一世代のMiniCore製品は、リアルタイム制御、通信、エネルギーや設備管理などのネットワーキングアプリケーションに最適化されていましたが、第2世代では、よりデータ集約型のプロジェクトに対して追加メモリを強化することでアプリケーションの幅を拡げます」と、Digi Internationalのグローバルセールス&マーケティング上級副社長のラリー・クラフトは話しています。


MiniCoreファミリは、超小型のPCI Express miniフォームファクタ上に豊富な組込み機能を搭載しています。その小さなサイズにより、カスタマは、マザーボード上のどこにでも有線/無線ネットワークコネクティビティを容易に設置できます。MiniCoreファミリは、ピン互換および相互交換可能なRCM5700(有線)とRCM5600W(無線LAN)、および新製品のRCM5760(有線)とRCM5650W(無線LAN)で構成されます。システム開発者は、MiniCoreファミリ製品を交換するだけで、アプリケーションに合わせてコネクティビティを変更することが可能です。


Rabbit MiniCore製品は10/100Base-Tイーサネット、高レベルのセキュリティであるWPA2と802.11iに適合したセキュアな802.11b/g、最大640KBのSRAMデータストレージ、1MBのFlashメモリ(マスストレージ用)を搭載しています。バージョンによって、最大32のGPIO、6つのシリアルポート、シリアル・ツー・イーサネットブリッジ、より大規模なアプリケーション制御・監視向けの組込みWebサーバ、リモートでの無線によるファームウェアアップデート機能を備えています。


イーサネットのRCM5700キットと1年間のフリーテクニカルサポートが利用できる無線LANの RCM5600Wキットは、現在提供可能です。詳細は、www.digi-intl.co.jp/rabbit/products/CoreModules/をご参照ください。

このプレスリリースの付帯情報

RCM5650W

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