ゲーム運営のサーバインフラの適正化を実現
オンラインゲーム業界では、新規ゲームのサービス開始時や、提供中のゲームのユーザ数の増加または減少など、様々な局面でサーバインフラ環境の変更が必要となりますが、景気低迷を受け初期投資額を抑えたいオンラインゲーム会社にとってはサーバインフラへの投資は大きな課題となっています。また、ゲーム配信終了後にも未使用のサーバを遊休資産として抱えてしまう現状があります。昨今では、年間での新規ゲーム数や新旧タイトルの入れ替えは加速傾向にあり、ある一定期間のみサーバを増設したいが購入に踏み切れないという声も多く聞きます。
「Game Cloud? Service」はこうしたオンラインゲーム会社が抱える課題を解決するサービスです。本サービスは、サーバ仮想マシン(VM)を月額で提供する、統制IT基盤提供サービス「SecureOnline(セキュアオンライン)」に、ゲームユーザの推移やゲームライフサイクルの変動に応じてサーバリソース(CPU、
メモリ、ディスク)を木目細かに増減させる判断を行えるようサーバリソースの推移を収集・蓄積する「運用基盤(監視)サービス」と蓄積したサーバリソース情報を提供する「リソース適正化支援サービス」を付加しました。
<Game Cloud Serviceの特長>
1.3つの料金メニュー
以下の3つのメニューを選択、また組み合わせで利用できることで、様々な変動要素によるサーバ仮想マシン(VM)、リソースが無駄になるリスクを軽減できます。
1)長期メニュー:3年以上の長期利用を前提として利用する場合
2)中期メニュー:一般的にリースにはない2年という中期利用を前提として利用する場合
3)短期メニュー:イベントやピークなどの見通しが困難な場合
2.コストメリット
1)初期コストの抑制
月額で提供するサービスのため、自社購入する場合に比べ、初期コストを抑えることができます。
2)運営コストの抑制
ゲームユーザが増えた、イベントでサーバを増設したい、等のリソースが必要になった時に必要な
分だけリソースを増強できるため、需要予測の最大値に基づいて準備しておくという無駄なコストを
抑えることができます。
ゲームユーザが安定してきた、イベントが終了した、等のリソースが不要になった時に不要な分は
解除できるので、無駄なリソースを保有し続けるという無駄なコストを抑えることができます。
3)クローズコストの抑制
ゲームタイトルの配信終了になった時に解除できるので、利用用途のないリソースを保有し続ける
コスト、別用途を検討するためのコストを抑えることができます。
<価格>
基本サーバ(CPU:1Way/Memory:1GB/HDD:10GB)1台+監視サービス¥46,200(税込)/月 ~
※サーバ以外にもネットワーク等別途費用および初期費用がかかります。
日立ソフトでは、本サービスで2010年度までに売上5千万円、更に2012年度には売上1億円を目標としています。 また、各ゲームタイトルで共通に利用できる機能(ID管理システム、ワンタイムパスワード認証システム、ポイント決済・管理システム等) を本サービスのオプションメニューとして提供することを計画しています。
なお、本サービスは日立ソフトのボトムアップ型事業化制度である事業公募制度の事業化第二弾となります。 事業公募制度は、新事業の創生を目的に、2007 年4月から実施している全社員から新規事業のアイディアを募る制度で、同社の「活気ある職場づくり」 の一環として、若手人財育成ワーキンググループの提案から生まれたものです。ボトムアップからの提案による新規事業の創生と、 社員のビジネスマインドの醸成を目的としています。
日立ソフトは今後も、国内クラウドベンダとしてクラウドサービスビジネスの拡大を図り、 今後もさまざまな業界のお客様に応じたサービスを拡充することでお客様に最適なIT基盤を提供していきます。
※SecureOnlineは日立ソフトの登録商標です。
※ Game Cloudは日立ソフトの商標です。
※ その他記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
※ 日立ソフトの正式名称は、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社です。
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