山なみ景観を守れ!建築物に新たなデザイン規制を導入 「山すそ景観保全策」への意見を募集

 箕面市では、市のシンボルである山なみ景観を守るため、市内東端から西端まで約7kmにわたる帯状の市街地約500ha(山すそ部)を、景観法に基づく「山すそ景観保全地区」に指定し、建築デザイン規制を行います。
 山すそに建築される建物の長大な壁が山なみを遮らないよう、全国的にも珍しい「5階以上は壁の横幅を50mまで」などの数値基準を始めとするデザイン・意匠の規制を定めるとともに、山なみを見渡せる市内各所の「眺望点」から見る山なみへの影響のシミュレーションを義務づけるなど、市街地からの眺望の美しさを守ります。
 これら保全策の素案は、11月9日から1ヶ月間パブリックコメントを実施、来年4月以降、関係条例等の改正を経て、運用を開始します。

 箕面市は、明治の森箕面国定公園を中心とした北摂山系を背景に、山なみ景観を市民の財産として育んできました。
 この貴重な山なみ景観を保全するため、市では平成10年に「山なみ景観保全地区」を指定し、建設の際には約6割の緑地を残すなど緑そのものの保全を進めてきました。しかし最近、山なみ景観保全地区の南側にあたる「山すそ」で計画された建物により、山なみ景観を損なう危険のあるケースが発生しました。
 このため、今回、さらに一歩踏み込んだ対策として、新たに「山すそ景観保全地区」を指定し、建築デザイン規制を行います。

《パブリックコメントについて》
◇意見の提出期間  平成21年11月9日(月曜日)から12月8日(火曜日)まで
◇素案の閲覧     市ホームページ、市内公共施設など
◇説明会    11月12日(木)午後7時から 東生涯学習センター
         11月13日(金)午後7時から グリーンホール
         11月14日(土)午前10時から みのお市民活動センター
◇10人以上でお申し込みの方には出張説明会を実施しています。

《今後の流れ》
 パブリックコメントで提出されたご意見を反映した後、都市景観審議会、都市計画審議会の審議、関係条例の改正等の手続きを経て、来年4月以降の施行をめざしています。

問い合わせ先
みどりまちづくり部 まちづくり政策課 
TEL 072-724-6918(直通)

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