より高速な無線規格がホームネットワーキングで名を上げる

米国の調査会社In-Stat社はホームネットワーク技術と接続サービスの利用状況を掲載した「ホームネットワーク技術と接続サービス利用状況調査:イーサネット、802.11、同軸ケーブル、電力線 - Home Network Technology & Connectivity Use: Ethernet, 802.11, Coax, and Powerline」を出版

ホームネットワーク利用者は、ギガビットイーサネットや802.11nや、同軸ケーブル、電力線、電話線などの有線技術など、より新しく高速な接続性を追い求めていると米国調査会社インスタット社は報告している。2008年にはまだ、世界のホームネットワークの利用では、10/100のイーサネット技術が主流だった。しかし2009年末には、802.11xネットワークが10/100イーサネットの数を上回るだろうと、米国調査会社インスタット社は報告している。また、多くのWi-Fi利用者が、802.11bからより強固な802.11gに移行し、または移行しつつあり、802.11gからドラフト版の802.11nコンパチブル製品にアップグレードする人も出始めた。

「この他の注目すべき傾向としては、ホームネットワーク利用を単なるインターネット共有だけに利用しているわけではないとする北米ユーザの割合が、2008年の41.8%から2009年には49.7%まで増加したということである。しかし、多くのユーザは、家電をネットワークに接続して、PCと家電製品の世界をつなぐことはしていない」とインスタット社のアナリストJoyce Putscher氏は語る。

インスタット社は、下記についても調査した。

●世界のホームネットワーク導入数は、2011年に3億を上回るだろう
●Gigabitイーサネットによるホームネットワークは、2013年には世界で約9000万、4倍以上に増加するだろう
●2012年までのWi-Fiホームネットワーク普及は、アジア太平洋地域がリードするだろう
●有線技術によるネットワーク接続世帯数においては、現在も予測期間中も欧州が優勢だろう

インスタット社の調査レポート「ホームネットワーク技術と接続サービス利用状況調査:イーサネット、802.11、同軸ケーブル、電力線 - Home Network Technology & Connectivity Use: Ethernet, 802.11, Coax, and Powerline」は、世界のホームネットワーキング市場を調査した。2013年までの技術毎/地域毎のホームネットワーク普及数予測(イーサネット10/100、ギガビットイーサネット、規格毎のWi-Fi、同軸ケーブル、電話線、電力線)、それぞれのホームネットワーキング技術とアプリケーションに関する消費者の認知度と需要、2013年までのLAN物理レイヤーネットワーキングインターフェース出荷数予測、ホームネットワーキング技術と市場の傾向分析を記載している。

【調査レポート】
ホームネットワーク技術と接続サービス利用状況調査:イーサネット、802.11、同軸ケーブル、電力線 
Home Network Technology & Connectivity Use: Ethernet, 802.11, Coax, and Powerline 
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