3G新発売の熱狂が冷め、セルラー基地局市場は大きく収縮

米国の調査会社インスタット社は出版レポート「世界のマクロセル基地局市場:地域毎/技術毎の5年間予測 - Worldwide Five-Year Cellular Macro Station Forecast」のプレスリリースにおいて、LTE基地局は2013年に16万6000を上回り、またWCDMA基地局は、2012年に100万を上回るという予測結果を発表しました。

【プレスリリース日本語訳】
長期間、急成長してきた世界のセルラー基地局市場の収益は、この1、2年は3Gの新発売による熱狂から一転して出荷数が下降し、2009年には22%下落するだろうと、米国調査会社インスタット社は報告している。収益減の明白な理由は、基地局出荷数の減少である。しかし、インフラメーカーのコスト削減を求めるオペレータによる、中国機器メーカーのZTEやHuaweiの激しい価格競争による価格下落圧力もその一因である。

「加入者あたりの音声収益が下落しており、基地局需要はデータの成長にかかっている。オペレータは、3Gに多額の投資を行い、増加するデータ収益の恩恵を受けてきた。オペレータは、最速の無線ネットワークを持っていないのが不安であり、3Gほどのペースではないにせよ、LTEとWiMAXにさらに多額の投資を行うだろう」とインスタット社のアナリストAllen Nogee氏は語る。

インスタット社は、下記についても調査した。
■ LTEに対応可能な基地局は、2013年に16万6000を上回るだろう
■ WCDMAの基地局は、2012年に100万を上回るだろう
■ 東欧の新設LTE基地局の収益は、2013年に約7億ドルになるだろう
■ CDMA2000 1X RTT基地局の出荷は、2009年に1200以下の新設で終わるだろう。その後のすべてのCDMA基地局出荷は、EV-DOになる
■ 新設のGSM基地局の出荷は、あと数年間堅調だろう

インスタット社の調査レポート「世界のマクロセル基地局市場:地域毎/技術毎の5年間予測 - Worldwide Five-Year Cellular Macro Station Forecast」は、セルラー基地局の世界市場を調査した。技術と地域毎のセルラー基地局の5年間予測、2013年までの新設セルラー基地局の技術と地域毎の出荷数、2013年までの技術と地域毎のセルラー基地局収益予測を記載している。


【調査レポート】
世界のマクロセル基地局市場:地域毎/技術毎の5年間予測
Worldwide Five-Year Cellular Macro Station Forecast
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