筑波大学発ベンチャーの株式会社MDDクリエイティブ(本社:茨城県つくば市要186番地 電話029-886-5311、代表取締役 金 尚泰(デザイン学)博士、資本金3,000万円)は、自社開発のソフトウェアにより、3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)のデータ量を大幅に圧縮し、自動的にHTMLに変換するソフトウェア「MDDクリエーター」を開発した。
3DCGは従来から、立体をポリゴンと呼ばれる多面体で近似して描かれている。細かな曲線が多いほどポリゴンが増えデータ量も大きくなる事から、3DCGは映画・アニメ・ゲーム等の限られた用途にしか使用されてこなかった。弊社が開発したソフトウェア「MDDクリエーター」を使うことで、膨大なポリゴンを、形状を損なうこと無く大幅に圧縮することが可能。オリジナルモデルの形状にも依存しますが、エンジンや内装まで3Dでモデル化された自動車や複雑な曲線の多い人体・動物のような、従来ではデータ容量が大きく、扱いにくいとされた3DCGモデルの表示をInternet ExplorerやFire foxなどの既存のブラウザが搭載されているPCでの閲覧を可能にした。
(但し無償で配布されているJava3D、JREのインストールが必要)
これにより、ウェブ上の限られたスペースの中へ直感的に操作できる3Dモデルを表示でき、バナー広告やe-ラーニング、教材、プレゼンテーションなど様々な分野で活用でき、より理解しやすいコンテンツの作成が可能になる。
MDDクリエーターの特徴:
MDDクリエーターには、ポリゴン圧縮の機能に加えて、3次元空間に文字やイメージ等の情報を付加できるパワーアンカー機能、圧縮した3Dモデルをウェブ上で表示するためのHTMLへ変換する機能も搭載している。
ソフトウェア単体での販売は当面行わないが、弊社では、まず既存の3DCGモデルを有効利用してもらう目的で、2009年5月11日より、3DCGのポリゴン圧縮をビジネスとして開始した。
100万ポリゴンまでのモデルであれば、10万円の料金で圧縮サービスを行うが、7月~9月までの3ヶ月間は無料体験キャンペーンを展開する。(詳しくはHPにて リンク )
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