CSR、車載用ハンズフリーキット開発プラットフォームの第2世代を発表

低コストのパッケージソリューションでハイエンドの機能を実現する新たなパッケージ

CSR は、本日、当社の車載用Bluetoothハンズフリーキット開発プラットフォームの第2世代デザイン、「RoadRunner2」の発売を発表しました。RoadRunner2は、CSRのBlueCore5-Multimedia Bluetoothシリコンをベースとした汎用的な開発プラットフォームです。最終製品開発メーカーは、本開発キットを活用し、カスタマイズ性に優れ、豊富な機能を搭載したハンズフリーキットを短期間で開発し、迅速に市場投入することが可能になります。

CSRのRoadRunner2は、Bluetooth version 2.1 + EDRをサポートする最初の車載用デザインです。RoadRunner2は、CSRの独自技術、「Clear Voice Capture (CVC)エコーキャンセレーション アルゴリズム」を搭載し、厳しい環境下でも優れた音質を実現します。また、ハンズフリーをカーラジオに接続することにより、FMにも対応可能です。

RoadRunner2は、携帯電話やMP3プレーヤーからも音楽を受信することができます。さらに、SDカードやオーディオのジャックインなど、さまざまなソースから音楽を取り込むことが可能なだけではなく、スピーカーや、FM経由でカーステレオシステムに送信することも可能です。

RoadRunner2は、Phone Book Access Profile (PBAP)にも対応しています。また、電話帳のエントリーをSerial Flashメモリに保存すれば、PBAP非対応の携帯電話からでも電話帳のエントリーを読み出すことができます。着信時に発信者の名前を迅速に表示させるためにデジタル シグナル プロセッサ(DSP)が採用されています。さらに、BlueCore5-Multimediaチップでは、追加される機能に対応して画面や各入力インターフェースをコントロールすることもできます。

CSRのBlueLabコンフィギュレーションソフトウェアがRoadRunner2のパッケージに含まれているので、開発者は、フラッシュパラメータ、ボタンに対するPIOの割当、MMI、リングトーンなど、最終的な製品の構成要素を容易に変更することができます。

CSRオートモーティブ ストラテジック ビジネスユニットVP、Rafik Jalladのコメント:
「BlueCore5-Multimediaは、非常にフレキシブルでパワフルなチップです。このチップを最大限に活用することによって、お客様は、競争力の高い魅力的な製品を生産できるようになります。当社ではすでに、PNDや工場で取り付けられた自動車マルチメディアシステムへBluetooth機能を容易に追加するためのリファレンスデザインであるRoadTunesを発売しています。RoadRunner2も、先行するRoadTunesと同様に成功し、成長しつつあるアフターマーケットのカーキット・ハンズフリー市場に、新たな性能/機能基準を提案するものと期待しています」

CSRのRoadRunner2は、現在販売中です。



<本件に関する問い合せ先>
      
シーエスアール株式会社
深田 学
E-mail:prjp@csr.com

このプレスリリースの付帯情報

RoadRunner2

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