2013年、7億に迫る無線接続のビデオとオーディオ製品の出荷台数

米国の調査会社ABIリサーチ社は、ブルートゥース、Wi-Fi、UWB、60GHzの家庭向け無線接続のオーディオとビデオ製品の出荷台数は、2013年末に約7億に達すると予測している。

アリゾナ州スコッツデール、2008年11月6日
2008年、家庭向け無線接続のオーディオとビデオ製品の出荷台数は、4つの技術を併せてなんとか1億5000に達したが、2013年末にはほぼ7億になるだろうと米国の調査会社ABIリサーチの調査レポート「家庭のビデオとオーディオの無線接続:家電のブルートゥース、Wi-Fi、UWB、60GHZの市場」は報告する。

これらの製品に用いられる技術は、ブルートゥース、Wi-Fi、UWB(ウルトラワイドバンド)、60GHz(家庭内の非圧縮ハイビジョンビデオを無線配信する有力な技術)である。ABIリサーチは、無線の家庭向けエレクトロニクス市場が成長すれば、これらの技術は共存し、長所や特徴によって密接に連結することになるだとうと長い間主張してきた。

「家庭内のビデオとオーディオの無線接続は、依然として初期導入市場である」とシニアアナリストのDouglas McEuen氏は言う。「家庭内のネットワークの無線接続と同様に普及しているが、潜在市場全体から見ればまだ小さいといえる。家庭内のメディアネットワークを考えれば、更に小さい規模だ。だが、これらのシステムの利用が一般消費者の家庭で拡大し、利便性の認知が高まり、ますます普及が進むだろう。」

ブルートゥースとWi-Fi市場は既に大規模で、基盤が固まっているが、UWBと60GHz、特に60GHzは、初期段階にある。だが、「2010年頃にUWBが成長を始めれば、4つの技術の中で前年比成長率が最も高くなるだろう」と、McEuen氏は言う。

成長している家庭向け接続市場の大半が安定して進化を続ける。この調査レポートは、「より高いレベルの技術を求めている」数社の取り組みで発展が加速するだろうとしている。新技術を推進している新興企業で際立っているのはSiBEAMとAmimonの2社である。SiBEAMは、60GHz HDビデオソリューションを開発して市場を牽引し、Amimonはビデオモデムという概念を作った。

「家庭のビデオとオーディオの無線接続:家電のブルートゥース、Wi-Fi、UWB、60GHZの市場」は、家電市場における無線ビデオとオーディオの市場機会を調査している。主要なベンダのプロファイルと、市場勢力を数値で示した詳細な市場予測を掲載している。

この調査レポートは、「ホームネットワーキング年間リサーチサービス」、「短距離無線年間リサーチサービス」、「Wi-Fi年間リサーチサービス」の一環である。

◆調査レポート
家庭のビデオとオーディオの無線接続:家電のブルートゥース、Wi-Fi、UWB、60GHZの市場
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