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2008年中堅・中小企業のERP利用シェアと評価調査報告

ノークリサーチは2008年の国内中堅・中小企業のERP導入状況に関する実態調査を実施し、その分析結果を発表した。

<国産大手4社にSAPが割り込む大混戦のシェア争い>
-- 外資系ベンダの中堅・中小向けパッケージ普及が注目ポイント--
-上位5社の大混戦変わらずだが、OBCとOSKの上位2社にSAPが急接近
-年商50億円未満の中小企業クラスではOSKとOBCが依然として強みを発揮
-利用予定はSAPジャパンとOSKが高ポイント、製品評価ではSAPジャパンがやや苦戦

-上位5社の大混戦変わらずだが、OBCとOSKの上位2社にSAPが急接近

2007年まではOSKの「SMILEシリーズ(SMILEα、SMILE BS、SMILE ie)」、OBCの「奉行新ERP(奉行vERPも含む)」、オービックの「OBIC7」、富士通の「GLOVIA」といった国産4強が上位を占める状況が続いたが、2008年はそこにSAPジャパンの「SAP ERP(R/3、my SAP ERPも含む)」が割り込む形となった。
SAPジャパンは「SAP Business All-in-One」と「SAP Business One」といった中堅・中小企業向けパッケージを提供しているが、調査実施段階の利用シェアには現れていない。大手企業との取引に際して「SAPERP(R/3、my SAP ERPも含む)」が必要となったケースが多いと見られる。


-年商50億円未満の中小企業クラスではOSKとOBCが依然として強みを発揮

今後、SAPジャパンや日本オラクルが中堅・中小企業向けパッケージで中小企業クラス(年商5億円以上~50億円未満)に攻勢をかけてくることが予想されるが、中小企業クラスは国産ベンダ同士においても非常に激戦区である。年商5億円以上~10億円未満の区分ではOSKの「SMILEシリーズ」とOBCの「奉行新/vERP」が拮抗している。

年商10億円以上~20億円未満と年商20億円以上~50億円未満の二区分においても、OSKとOBCが上位を占めている。前者ではOBC、後者ではOSKが首位となっており、中小企業クラスでの2社の強みが現れた結果となっている。

日本でのERP導入はビッグバン導入とは対照的に個々の業務アプリケーションを個別に導入する形で発展してきた。今後、外資系ベンダがそうした日本のERP導入事情を踏まえた製品ラインアップを揃えられるかどうかが今後の注目ポイントといえる。


-利用予定はSAPジャパンとOSKが高ポイント、製品評価ではSAPジャパンがやや苦戦

今後の利用予定シェアでは年商50億円未満ではOSKの「SMILEシリーズ」、年商50億円以上ではSAPジャパンの「SAP ERP(R/3、my SAP ERPも含む)」が首位となっている。中小企業向けに2008年6月に出荷した「SMILE BS」が2008年後半以降に実績数値として現れ始めると予想される。

パッケージシェアと評価を対比させると、SAPジャパンに関しては利用予定シェアで首位を獲得している一方で、評価については他の利用シェア上位パッケージと比較するとやや低くなっている。
現在導入されているものが大企業向け製品ラインアップであるため、中堅・中小企業向けの最適化がなされていないことが主な要因と考えられる。
トータルコストや所要期間を短縮した「SAP Business All-in-OneFAST-START PROGRAM」によって利用シェア上位の国産ベンダに匹敵する高い評価を獲得できるかどうかが今後の注目ポイントである。


対象企業年商5億円から500億円を目安とした民間企業
対象地域全国
対象の選定弊社所有の企業データベースから抽出する
サンプル数中堅・中小企業約7,000社対象(有効回収票1,765件)
調査機関2008年6月~9月

当調査データに関するお問い合わせ
株式会社ノークリサーチ担当:岩上由高
東京都足立区千住1-4-1東京芸術センター1705
TEL 03-5244-6691 FAX 03-5244-6692
inform@norkresearch.co.jp
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