ネットワールド、国興産業へ「VMware Infrastructure 3」 を導入

~障害・災害時に早期復旧できるインフラとしてVMwareを導入し、 ハードウェアコストは1/5、管理コストは1/10の削減に成功~

ITインフラのソリューション・ディストリビュータである株式会社ネットワールド (本社:東京都千代田区、代表取締役社長 塩田 侯造)は、国興産業株式会社(本社:広島県呉市、代表取締役社長 槙岡 達真)へ、本番の業務サーバの統合にx86サーバ仮想化ソフトウェアの「VMware Infrastructure 3」を導入しました。

これは、障害・災害時に早期復旧できるソリューションとしてVMwareの仮想基盤を選択し、Windows NT 4.0 Serverなども含むOS/モデルが新旧混在するサーバ12台を1台に移行・統合しました。
その結果、ハードウェアコストは約1/5、日々の運用・管理コストは約1/10になり、大幅なコスト削減にもつながり、VMwareの導入効果が非常に高く評価されました。


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■ 背景
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過去のシステムダウンの経験から、早期復旧と運用改善を痛感
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国興産業では過去、工場の生産管理システムを稼動させている物理サーバが故障し、システム停止が発生しました。別の物理サーバの修理、稼動には丸2日を要し、業務にも影響が出ました。この経験から、情報システム部門では、リスク回避が重要課題と認識し、ハードウェア障害時の復旧はもちろん、災害時の復旧サイトの構築も検討されました。
また、サーバルームには様々なベンダやモデル、OSのサーバが混在しており、ドライバーのメンテナンスはじめ、それぞれ個別に管理する負荷を軽減したいと考えていました。


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■ 選定理由
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(1) 基幹システムにも採用できる高性能な仮想化基盤、古いOSのシステムも移行できた安心感
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国興産業では、これらリスク課題を解決するため、VMware認定リセラー(VMware VIPパートナ)である田中電機工業(本社:広島県広島市)に対して、仮想化を応用した提案を依頼、田中電機工業による検証の結果、国興産業で作成した100近い検証項目に対して、ベアメタルで稼動するサーバ仮想化製品「VMware Infrastructure 3」はすべてを、全く問題なくクリアしました。
特に、移行対象のサーバ12台の内6台が、Windows NT Server 4.0でした。VMwareの仮想マシン上で稼動するのかが懸念でしたが、VMwareの導入とサーバ移行実績の豊富なネットワールドと田中電機工業が実際に移行検証を実施し、問題なく移行できた事と、懸念されていたWindows NT 4.0 Server上で稼動しているOracle Ver7のデータベースのスナップショットも問題なく稼動した事を受け、販売管理や会計、給与といった重要な基幹システムにも採用できると判断されました。


(2) 障害・災害時の早期復旧
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物理サーバから物理サーバへの復旧は、非常に複雑で、工数や時間が掛かる事に対し、VMwareの仮想マシンでシステムを稼動していれば、環境を丸ごと、本番サーバとは異なるサーバへもファイル感覚で容易に、短時間で復旧可能なことから、VMwareによる仮想化基盤の構築が障害・災害時のリスク回避のための最適なソリューションであることが認識されました。


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■ 導入効果
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(1) 予想以上のコスト削減効果、経営層からも高評価
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国興産業 総務部 情報グループ 小川 竜二郎主事は、以下のように述べています。
「障害対策、災害対策を検討した際、物理サーバだけで構成するよりも、VMwareを導入した構成の方が、ハードウェアコストは1/5程度、日々の運用・管理コストは1/10程度と大幅にコスト削減ができました。社内の改善に関する発表を行う全社大会でも、リスク管理に着眼した点とVMwareの導入効果が非常に高い評価を得られました。」


(2) 1ヶ月半と短期間での導入、システムの早期復旧、期待通りの効果と安心感
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国興産業 総務部 情報グループ 澤田 孝児グループリーダーは、以下のように述べています。
「導入から2ヶ月足らずで本番稼動できたのには驚きました。今回システムを物理サーバからVMwareの仮想マシンに移行する事は、社内には告知していなかったのですが、実際にシステムを利用しているユーザからは、Oracleデータベースの更新と検索が早くなったと喜ばれました。また、VMwareを導入後、一度サーバが故障したのですが、たった30分でシステムを復旧することができました。その他にも、ばらばらで複雑化していたバックアップの統合、新しいOSやシステムの評価の納期短縮、リモートによる遠隔操作や統合管理、資産管理の負荷軽減等、VMwareを導入したメリットは大きく、満足しています。」


ネットワールドでは、今後も、TCO削減と高可用性・早期復旧を実現するVMwareの仮想化技術とそのソリューションの提案に取り組んでいきます。


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■株式会社ネットワールドについて
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