ケーブルブロードバンドアグリゲーション機器市場は2007年の第3四半期の販売は13%上昇、2011年には14億ドルの予測

米国の調査会社インフォネティクスリサーチ社は、ブロードバンド上の音声通信は、サービスプロバイダがVoIPとIMSネットワーク機器に対する投資を促進する最大のアプリケーションだと報告する。

カリフォルニア州キャンベル、2008年2月27日
ブロードバンド上の音声通信は、サービスプロバイダがVoIPとIMSネットワーク機器に対する投資を促進する最大のアプリケーションであると、米国調査会社インフォネティクス社の調査レポート「サービスプロバイダのVoIPとIMS機器と加入者」は報告する。

市場全体が急速に成長したために、サービスプロバイダのVoIPとIMS機器の販売は、2006-2007年に19%成長して39億ドルとなった。IMSコア機器など、1年間で2倍近く成長したセグメントもある。

「次世代音声機器市場全体は成熟期に入ってきており、メディアゲートウェイやソフトスイッチなどの従来機器の販売は一桁成長にとどまっている。しかし、セッションボーダーコントローラやメディアサーバ、音声アプリケーションサーバなどのタイプの機器は、今後5年間は大きく成長するだろう。今年は世界の通信投資サイクルの4年目にあたり、なおかつ停滞期に差し掛かっていて、IMSコア機器の強力な販売増に支えられるものの、2010年か2011年には次世代音声機器市場全般が減速し始めるだろう」とインフォネティクス社のVoIPとIMS部門の主席アナリストStéphane Téral氏は語る。

主な調査項目を以下にあげる。

*世界のサービスプロバイダのVoIPとIMS市場は、2011年に84億ドルまで成長すると予測される
*2007年にもっとも大きく成長したセグメントは、セッションボーダーコントローラやメディアサーバ、音声アプリケーションサーバ、IMSコア機器であった
*四半期ベースでは、2007年第3四半期から第4四半期に市場全体が18%上昇している
*Nortel、Nokia、Siemensなどの企業は、メディアゲートウェイとソフトスイッチセグメントの収益合計において、トップあるいは2位の位置にあり、市場を牽引し、刺激している。2007年第3四半期ではCiscoは3位だが、2007年通期ではSonusが3位だった
*2007年の世界のVoIP加入者数は8000万人弱であり、アジア太平洋地域がこれを牽引した

インフォネティクス社の調査レポートは、VoIP加入者数とキャリアのVoIP機器を調査している。VoIP機器は、高密度・中密度・低密度のトランクメディアゲートウェイ、SBC、メディアサーバ、クラス4・クラス5アプリケーションソフトスイッチ、音声アプリケーションサーバ、家庭の加入者向けのサーバやCSCFサーバなどのIMSコア機器などがある。

調査対象企業は、Acme Packet、Alcatel-Lucent、AudioCodes、BroadSoft、Cantata、Ditech、Cisco、Comverse (NetCentrex)、Ericsson、GENBAND、Huawei、IP Unity Glenayre、Italtel、MetaSwitch、Netrake、NexTone、Nokia Siemens Networks、Nortel、RadiSys (Convedia)、Sonus、Tekelec、Thomson Cirpack、UTStarcom、Veraz、Verso、Xenerなどの各社で、これらを分析し、ランク付けしている。

◆調査レポート
サービスプロバイダのVoIPとIMS機器と加入者
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◆米国インフォネティクスリサーチ社について
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