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メーカー間の連携が重要となる企業向けWi-Fi音声サービスの開発

米国の調査会社ABIリサーチは、Wi-Fi音声サービス(VoWi-Fi)は一般消費者市場には浸透し始めているが、企業向け市場への導入はいくつかの阻害要因のために抑制されている面があると、報告する。

米国ニューヨーク、2007年12月18日
Wi-Fi音声サービス(VoWi-Fi)は一般消費者市場には浸透し始めているが、企業向け市場への導入はいくつかの阻害要因のために抑制されている面があると、米国の調査会社ABIリサーチの調査レポート「Wi-Fiの音声サービスのエコシステム:市場リーダーと競合企業の特定」は報告する。

「VoWi-Fiの未来は非常に明るいが、主要企業にとって魅力のある水平アプリケーションとなるには少々時間がかかるだろう」とABIリサーチのバイスプレジデント兼調査取締役のStan Schatt氏は言う。「VoWi-Fiを必要とする特定のニーズがあるためにすでにWi-Fiを導入しているのは、医療、小売、製造、サービスなどの垂直市場で、同様にVoWi-Fi技術も早期に導入している。だが、多くの企業顧客は導入に対して慎重である。」

解決すべき問題が幾つかある。

ひとつには、初期段階にあるWi-Fi音声サービス技術が複雑であることだ。ほとんどの場合において、個々のシステムエレメントを扱うメーカーとベンダは、端末とネットワークレベルでの広範囲な提携が必要となる。「非常に多種多様な技術が一緒に動作しなければならないため、企業向けVoWi-Fi市場は複雑になっている」とSchatt氏は言う。「そのため多くの企業との提携が必要となる。一部のベンダは提携関係の形成に長けている。Cisco Systems、Trapeze Networks、Xirrus Networks、DiVitas Networks、PolycomのSpectraLink部門は、すでに自社のニッチ分野とニーズに合う提携モデルを見出している。」

もうひとつの課題は、共通の規格がないことである。Wi-Fiのアライアンスは、企業向けVoWi-Fi機器の相互運用テストの開始を2008年春に予定している。「基幹となる規格がまだ整っていないため、ベンダは独自のソリューションで市場に参入した。そのため、現時点ではまだひとつのベンダソリューションで対応するしかない。企業レベルのWi-Fi端末の認証試験の開始は、市場の開拓に大いに役立つだろう」とSchatt氏は言う。

ABIリサーチの調査レポート「Wi-Fiの音声サービスのエコシステム:市場リーダーと競合企業の特定」は、Wi-Fi音声サービス技術の現状を査定し、ベンダが完全なVoWi-Fiソリューションを提供するために必要な全ての項目を調査している。様々なベンダのエコシステムの開発状況を査定し、12以上の重要なパラメータを評価している。

この調査レポートは、「革新」と「実施」という2つの軸でベンダの業績を示す図表を掲載している。また、補足サービスとして「Voice Over Wi-Fi Ecosystems Vendor Matrix」がある。

どちらも、「FMC (Fixed-Mobile Convergence)」と「Wi-Fi」のサービスで、「Voice Over Wi-Fi Ecosystems Vendor Matrix」は「モバイルブロードバンド」と「モバイルデバイス」のサービスである。


◆調査レポート
Wi-Fiの音声サービスのエコシステム:市場リーダーと競合企業の特定 リンク

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