米Sprint、ZyXEL WiMAX CPE製品を採用

The Best of WiMAX World Awards 2006受賞802.16eソリューション、SprintのWiMAXネットワークアクセスをサポート

世界トップクラスのブロードバンドアクセスソリューションプロバイダ、ZyXEL Communications Inc.(米国カリフォルニア州アナハイム、日本法人:ザイセルジャパン株式会社、東京都品川区 代表取締役 大森 成家、以下、ZyXEL)は、米Sprint Nextel(NYSE: S)が計画中のWiMAXモバイルブロードバンドネットワークにZyXELのWiMAX CPEを採用することを発表しました。

ZyXELは、Sprint NextelのWiMAXエコシステムパートナーのメンバーとして、コンピューティング、ポータブルマルチメディアなどのビジネス/コンシューマー向け機器へのモバイルWiMAXテクノロジー導入に協力していく予定です。

ZyXELは昨年、WiMAX、Wi-Fi、VoIP、そしてセキュリティ機能を1つのボックスに集約したオールインワン型IEEE802.16e準拠WiMAX製品ラインを市場に先駆け発表しています。カナダ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、そして北アメリカにある40以上の地域では現在、ZyXEL CPEのテスト運用が行われており、台湾では全国規模のWiMAX導入プロジェクトであるM-Taiwanに協賛、2.5GHzマイクロ・ベースステーションやEMS、ASNゲートウェイを提供しています。

Sprintは、インターネットのモバイル化、そして機器の無線化やカスタマーに向けた新しいマルチメディアのモバイルアプリケーション提供を目的とした大規模なワイヤレスブロードバンドネットワークを展開中。ユーザー発信型コンテンツ、そしてインターネット依存型の新時代に向け、Sprintはまた、多くのコンシューマ向け電子機器にワイヤレス機能を搭載するというデジタルライフ促進計画を打ち立てています。 

Sprint Nextelの最高技術責任者兼4Gモバイル部門社長のBarry West氏は、"ZyXELは実証済みのソリューション、そして革新的なブロードバンドソリューションを生み出してきた経歴を持つ業界のリーダー的存在です。アワード受賞歴のあるZyXELのWiMAX製品は、我々のWiMAXエコシステムイニシアチブに一役買っている。ZyXELの協力により、我々は、高度なモバイルブロードバンドサービスのより早い実現に向けて前進しています。”と話しています。

ZyXELのWiMAX製品ラインには、PCMCIAカード型のモバイルユーザー向けMAX-100シリーズと、プラグアンドプレイ対応のホームユーザー向けルーター、MAX-200 CPEシリーズがあります。MAX-100、MAX-200は、双方とも機器/周辺機器/アプリケーションソフトウェアの分野でThe Best of WiMAX World Awards 2006を受賞しています。MAX-200Sは、ケーブルやDSLの代替接続用として、Sprintのラストワンマイルワイヤレスブロードバンドアクセス提供用に採用される予定です。ZyXELのクライアント/ターミナル機器のプロダクトポートフォリオには、モバイルWiMAX 周波数帯2.5GHz、2.3GHz、3.5GHz対応のExpress Card、USBドングル、SOHO向けルーター、宅内/外用CPEも含まれています。さらにZyXELが提供するピコ・セル(pico-cell)およびフェムト・セル(femto-cell)ベースステーションは、高ネットワーク容量、柔軟性と、強力な屋内到達力を持つ、コスト効率の高いサービスプロバイダ向け4Gソリューションです。

ZyXEL Corporation会長Shun-I Chu氏は、"Sprintは真の革新的企業であり、信頼できるパートナーとして、彼らのWiMAXイニシアチブのため技術協力ができることを喜ばしく思っている。インターネットのモバイル化という共通のゴールを共有し、Sprintサービスの成功は我々としても大いに期待するところです。"とコメントしています。

Sprint NextelとZyXELの契約は、2007年8月13日にヴァージニア州レストンでの調印式をもって交わされました。Sprint NextelからはBarry West氏、Sprintからはモバイルブロードバンド部門上級副社長のAtish Gude氏および製品/パートナー管理部門副社長のBin Shen氏、そしてZyXELからは会長のShun-I Chu氏、ZyXEL USA社長のHowie Chu氏、そしてセールス/マーケティング/ビジネスディベロップ部門上級副社長のMunira Brooks氏が参加しました。



■ZyXEL Communications Corp.について
ZyXEL Communications Corp. (TSE: 2391) は台湾、新竹に本社を構える世界最大の家庭用ゲートウェイプロバイダです (In-Stat, 2006) 。ZyXELの総合IPネットワークソリューションにはSOHOから小~中規模ビジネスおよびサービスプロバイダ向け回線多重化装置(マルチプレクサ)、CPE(加入者宅内装置)、インターネットセキュリティ、無線LAN装置など多肢に渡り、パフォーマンスの高いネットワークサービスの提供に努めています。ZyXELは、世界規模のネットワーク機器メーカーやテレコム、ISP、そのほか大手企業とも緊密な協力関係を築いています。詳しくはリンクまで。
ZyXEL Communications Inc.はZyXELワールドワイドグループの北米地域拠点。
ZyXEL Communications Corp.(台湾 新竹)がワールドワイドの統括本社です。

■ザイセルジャパン㈱について
ZyXELはブロードバンドソリューションを提供するグローバル企業です。2006年に日本法人ザイセルジャパン株式会社を設立し、本格的に日本市場に製品を提供しております。ZyXELはインターネット・ソリューションを提供する世界のリーティングカンパニーとして高速で効率的、しかも安全なネットワーク環境を提供し、お客様の満足を約束いたします。

このプレスリリースの付帯情報

ザイセルのWiMAX製品

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