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仮想3D空間「セカンドライフ」の現実は空虚?「いまは関心がない」 76.4%』

『セカンドライフは空っぽの洞窟』? 未成熟なメタバース(仮想空間)に熱狂する企業vs冷静な消費者

ブログ連動のオンラインリサーチなどを手がける株式会社アイシェア(http://www.ishare1.com/)はパソコン上のオンライン3D仮想世界「セカンドライフ」についてに意識調査を行いました。(男女比:男性 51.3% 女性 48.7% (n=585))

SecondLife- 米、リンデンラボ社が運営するオンラインバーチャル世界のメタバース。アメリカを中心に各国で提供しユーザ数は700万人を超える3D化された仮想空間(メタバース)。ユーザの活動がほぼ自由であり、制作物の著作・所有権が認められるなどの特徴。

 注目を集めるセカンドライフについての関心、セカンドライフを知るきっかけ、導入タイミング、また今後のこれらメタバースへの参加意識などについての調査結果をまとめました。
 今回の調査により、現状セカンドライフは「テレビ・雑誌」での話題先行の色が強く出ており、3D仮想世界へ関心は高いものの「参加には興味がない」と答えが返ってくる「ねじれ」が起きていることが見えてきました。これは1996年に書かれたクリフォード・ストール著の「インターネットはからっぽの洞窟」のように、ブームの落とし穴に警笛するような疑問を感じているユーザが多いと思われます。

<調査トピックス>
・「セカンドライフを知っている 63.9%」実利用者との遭遇は平均3%と少ない。
 セカンドライフを知るきっかけは「テレビ・雑誌」が「ネット」を超えて高い。
・利用者の気持ち「何をすればよいかわからない」が54.2%と高い
・未利用者の興味・関心は「仮想空間」「ビジネス」「サービスの体験」に集まる
・今は興味ないものの、今後への期待値は65%を超える

■ セカンドライフを知っている 63.9%
セカンドライフを認識していた数は63.9%。知るきっかけは「雑誌・テレビ」が52.4%と過半数を超えました。「ネット」が42.2%とセカンドライフがネットワークの世界であっても「雑誌・テレビ」の影響の方が高いものでした。「知人・友達」から聞いたというのも2.4%と非常に少なく、これも参加ユーザが少ないことを表せると思われます。また利用者(利用中・過去に利用していた)に「セカンドライフを始めた理由」を聞いたところ「話題になっているから」が72.2%を締めたことからもニュースによる先行性が伺えました。

■ セカンドライフをこれから始める? 「今は興味を持っていない」 76.4%
今回のサンプルではセカンドライフ利用経験者は3.8%。それ以外の人に今後始める予定は?という質疑において、現状では「興味がない(76.4%)」に意見が集中する結果となりました。これが現実的な数と読めます。それはセカンドライフ参加への弊害として感じている「周りにやっている人がいない」が20.3%、「パソコンに高いスペック(能力)が必要そうだから」が17.4%「始め方がわからない」15.3%と続いたことから、完全に興味がないわけではなく情報が整理・整備されていない現状が浮き彫りとなっています。

■ セカンドライフは空っぽの洞窟?
体験者にとってセカンドライフはどう映ったのか?参考アンケートの結果「何をすれば良いかわからない」「動作が重い」どちらも過半数を超えました。始めた理由も「話題になっているから」72.7%「新しいことだから」59.1%と続きます。

話題先行のセカンドライフで思い出されるのは1996年に書かれたクリフォード・ストール著の「インターネットはからっぽの洞窟」。これと同じように、ネットブームがセカンドライフブームとしてユーザを冷静にさせているのかもしれません。それは未体験者の関心が「仮想都市・世界」「ビジネス」「サービス体験」の3D化へ興味が高く十分に面白いと思えるものの「興味がない」回答につながっています。現状の企業によるマーケティング先行がユーザへの疑いを持たせているから思います。

調査データ 概要 –添付資料
 調査時期:2007年7月
 調査方法:CLUB BBQ会員限定のWEB調査
 回答者男女比:男性 51.3% 女性 48.7% (n=585)

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