~商品・広告を見る際の「目の動き」から、消費者動向をつかむ~ 『視覚活用のマーケティング』セミナーが開催されました。

ジャパン・マーケット・インテリジェンス株式会社 2007年03月20日 00時00分

さる2007年3月13日(火)、株式会社マーケティング研究協会主催による、マーケティング担当者向け有料セミナーに於いて、ジャパン・マーケット・インテリジェンス株式会社(東京都港区・代表取締役社長アンドリュー・ティル)COO橋本幸子が、『視覚活用のマーケティング』と題して、講演を行いました。当日は、視覚情報が今後のマーケティング業界において、効果的な分析手法であることを、実例を交えてご説明致しました。

【セミナーダイジェスト】

<人は目で情報収集し、脳でデータ処理を行う>
~消費者の行動プロセスを理解し、裏付けのある調査を行う~

“注目する→記憶する→(価値を)理解する→(購入)動機を与える”。消費者の購入行動は、このような流れに沿って動いております。世界で最もマーケティング情報が氾濫している日本において、数多く陳列されている商品、又は無数に乱立する広告の中で、いかに注目され購入につなげるか・・・、それには「見る」という動作について、理解を深める必要があります。


眼球の行動データと、被験者の意識データ(ヒヤリング)を関連付け、それぞれの場面・商品においての消費者の行動原理を紐解くことによって、より科学的で、理由のわかる調査が可能になります。


<目の動きは “赤外線” で、くまなく記録>

~視覚情報収集のための手法~

JMIはこれまでも、目の動きから消費者の興味を測る「アイ・トラッキング」や「CVG コンシューマ・ビジョン・ゴーグル」、「Web Eye」等、最新技術を利用して、宣伝用ポスター・売り場・パッケージなどから、ウェブサイトやCMなどの動画コンテンツの分野まで、消費者の行動実態を調査・分析をし、ビジネスに応用できる有益な情報を企業にフィードバックするサービスを提供して参りました。

<参考:アイ・トラッキング>
その中から、「アイ・トラッキング」を例に、前項の“眼球の行動データ”の測定事例を挙げさせて頂きます。先ず眼球の動きを、機器から照射される赤外線への網膜の反射を利用し、捉えます。そして、実際にスクリーン上に映写されたテスト対象物やポスター、自動販売機などの、どの部分をどの程度見ているのか、その対象が訴えたいメッセージを被験者は見ているのか、といった事を調べることが出来ます。

他にも、「CVG コンシューマ・ビジョン・ゴーグル」の場合は、赤外線カメラが内蔵されたゴーグルを用い、消費者の店舗内における行動を測定し、店内レイアウト、商品の陳列方法などの調査に有効です。

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