アイログ、容易なビジネス・ルール管理を促進する 「ILOG JRules 4.6」BRMS 日本語版を発表

意思決定表機能により複雑なビジネス・ルールの管理を容易に

004年8月25日
アイログ株式会社

【報道関係各位】

アイログ、容易なビジネス・ルール管理を促進する
「ILOG JRules 4.6」BRMS 日本語版を発表

意思決定表機能により複雑なビジネス・ルールの管理を容易に

2004年8月25日、東京-ソフトウェア・コンポーネントの世界的なリーディング・プロバイダであるアイログ株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:ブンタラ・イング 以下アイログ)は本日、同社のBRMS(ビジネス・ルール管理システム)*であるILOG JRulesの最新版をローカライズした、「ILOG JRules(TM) 4.6」日本語版(以下ILOG JRules 4.6)を本日より提供開始すると発表しました。
*BRMS(Business Rule Management Systemsビジネス・ルール管理システム):ルール設定・変更・操作、管理を包括的に提供することにより、企業の業務プロセスを効率化するシステム

現在、ビジネスの現場においては、ビジネス・サイクルの短期間化やめまぐるしく変化する市場環境、またそうした変化に対応できなくなったソフトウェア・アーキテクチャにより、様々な問題が発生しています。ILOG JRules 4.6は、このような問題のソリューションとして、BRMSの活用を促進することを目的に機能強化しました。

企業内にある多数のルールに対して、その設定・変更・操作、管理を包括的に行うことで企業の業務プロセスを効率化するBRMSは、環境の変化に迅速に対応できるソフトウェア・アーキテクチャを構築する際に中心的な役割を担います。特にBRMSは、BPM(ビジネス・プロセス・マネジメント)を補完し、個々のビジネス・プロセスあたり何千にも及ぶ複雑で動的なルールを効率よく管理することにより、プロセス上のビジネス・ロジックの管理を簡素化します。このような機能は特に、コンプライアンスのような、頻繁に変更のある分野に必要とされています。また、BRMSに基づいてサービスを構築することにより、さまざまなビジネス・プロセスに合わせてビジネス・ルールをカスタマイズでき、複数のアプリケーション/サービス間でビジネス・ルールを共有することができます。このように「高度な再利用性」を実現することからBRMSは、昨今注目されているSOAをサポートする重要な役割を果たしています。

ILOG JRules 4.6日本語版は、スプレッドシート型のインターフェースを用いた「意思決定表」機能によって使いやすさを向上し、業務担当者やポリシー管理者が、複雑なルール・セットを簡単に管理・変更できるようにしました。意思決定表は、大規模なビジネス・ルール・セットの容易な検証も実現します。たとえば、クレジットカードの顧客に提供されるディスカウントやプロモーションを定義するルールが、毎月の利用額、信用率、年齢、性別などに基づいて、業務担当者の手によってわずか数分間で作成・検証することが可能になります。

ILOG JRules 4.6の日本語化によってアイログは、既存システムを活かしたITシステム構築により、TCOの削減を目指す日本企業を支援していきます。

<ILOG JRules 4.6の主要新機能>

● 日本語パッケージ化

● 意思決定表*
・スプレッドシート型のユーザ・インターフェースにより容易なルールの作成と管理を可能にし、使いやすさを向上
・専門的知識を持たな業務担当者でも「カット・アンド・ペースト」や一般的なキーボード・ショートカットを使用して、短時間でルールの作成や編集が可能
・大規模なビジネス・ルール・セットの検証を短時間かつ容易に行うことが可能
*意思決定表:ある事柄に対する条件と、それに対する行動との関係を簡潔にまとめた表

● ビジネス・アクション言語*の拡張
コンプライアンス・ルールなどの複雑なルールを、対話形式の構文で記述することが可能
*ビジネス・アクション言語:シンプルなビジネス・ルール言語。これにより自然で読みやすい文法でルールを書くことが可能。

● ルール・エンジン・パフォーマンスの向上
メモリ管理の強化により、ルール・エンジン・パフォーマンスの向上を実現

● J2EE プラットフォーム用のデモンストレーション
アイログが共同開発に携わった新標準ビジネス・ルール・ソフトウェア・インターフェース「JSR 094 」規格を使用したJ2EEプラットフォーム用デモンストレーションを搭載


ILOG JRules BRMSについて
「ILOG JRules」BRMSは企業の業務プロセス改善に重要な役割を果たす、企業向けの戦略的なコンポーネント・システムです。企業内で複数の個別のシステムに組み込まれているビジネス・ルールを一元管理できるため、顧客ステータスや製品情報、料金、サービスに関するプロセスを一括管理することで顧客からのシステム変更要求などに迅速に応えることができます。また、どのルールがいつ変更されたのかも簡単に把握でき、記述も自然言語で行われるため、高度なプログラミング技術をもたない一般社員もリアルタイムでルール内容の設定・変更が可能になります。

以上

アイログ社(ILOG(R))について
アイログ社は、革新的なエンタープライズ・ソフトウェア・コンポーネントおよびサービスを通じ、企業のビジネスの活性化や業務の効率化に10年以上にわたって貢献してきました。全世界で1000社を超える企業や300社を超えるソフトウェア・ベンダが、アイログのビジネス・ルール、最適化、視覚化の各テクノロジの活用により飛躍的な投資効率を達成し、市場を席巻する製品やサービスを立ち上げ、また、その競争力を強めています。アイログ株式会社はその日本法人です。詳細については www.ilog.co.jp をご覧ください。


ILOGは ILOG 社の登録商標です。ILOG JRulesはILOG社の商標です。他の全ての社名および商品名はそれぞれを所有する各社の商標または登録商標です。

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