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好調な組み込みDSP市場は汎用DSP市場の2倍成長

米国調査会社フォワードコンセプト社の調査レポート「DSPチップ市場 - 組み込みチップの躍進」は、汎用DSPチップ市場よりも市場規模が大きい組み込みDSP市場のDSP技術に焦点を当てている。

汎用デジタルシグナルプロセッサ(DSP)向けチップは、2004年前半に中国のセルラー市場が崩壊したため、2005年は76億ドル程度にまで落ち込んだ。米国調査会社フォワードコンセプト社の調査レポート「DSPチップ市場 - 組み込みチップの躍進」によれば、2006年に3Gと2.5G 無線市場が主な促進要因となって、汎用DSPチップ市場は15%程度回復する。だがこの調査レポートでは、市場規模が143億ドルと大きく、汎用DSPチップの2倍近くにまで成長した組み込みDSP市場のDSP技術に焦点を当てている。322ページにわたる詳細な調査レポート「DSPチップ市場 - 組み込みチップの躍進」は、DSP技術関連市場に関して最も広範に記載している調査レポートで、30カ国以上のDSPの専門家に行った詳細な調査結果を提供している。

フォワードコンセプト社の社長兼主席アナリストのWill Strauss氏は本調査レポートの著者で、DSP市場動向の第一人者である。Strauss氏によれば「汎用DSP市場は昨年わずかに減少したものの、市場リーダーであるTexas Instrumentsは15%成長し、市場シェアを8%伸ばして58%に達した。主要なチップ企業で、Texas Instruments以外に唯一市場シェアを獲得したのはFreescale Semiconductorで、市場シェアが7.2%から14%に増加した。その他の主要企業であるAgere SystemsとAnalog DevicesのDSP収益は減少したが、それは2005年前半に崩壊したアジア太平洋市場との結び付きが他社よりも強かったためである。今年中国が3G市場を開放すれば、この2社は大きく浮上するだろう。」

またStrauss氏は「汎用DSP市場はこれら4企業が支配している。一方組み込みDSP市場には100社以上のチップベンダが参入しており、ASSP、ASIC、FPGA、ISC、DSPの複合製品、DSPエンハンスドMPU、DSPエンハンスドRISCコア、ステートマシンを提供している。これらの組み込みDSP市場の大手企業は、Qualcomm、Broadcom、Infineon、Marvellなどだが、主要なRISCベンダはすべてDSP機能を自社のIPサービスに搭載した」と言う。この調査レポートは、これらのサービスと100社以上のチップとコアベンダに対する市場スタンスについて記載している。

調査結果によれば、汎用DSP市場は通信アプリケーションが主流で、特にセルラーの比重が高い。だが組み込みDSP市場はセットトップボックス、DVDプレイヤ、DVDレシーバ、A/Vレシーバ、MP3プレイヤ、デジタルスチールカメラなどの消費者向けアプリケーションとより関わりが深い。しかし市場セグメントには、GbE LAN PHY、WLAN、WiMAX、ブルートゥースベースバンド、DSL、ケーブルモデム向け通信チップにおける組み込みDSPも含まれる。これらのDSPとDAB、HDTVなどの新しいDSPセントリック市場について、2010年までの予測を行っている。

この調査レポートは、世界のDSP製品予測を主要アプリケーションと地域別に提供する他に類のないレポートで、ICとDSPのそれぞれの普及率を記載している。またチップベンダとOEMとODMの顧客がビジネスプランを立てるうえで貴重な情報源である。

◆調査レポート
DSPチップ市場 - 組み込みチップの躍進
DSP Strategies - The Embedded Chip Trend Continues
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