ビデオオンデマンドは無料コンテンツで成長

米国の調査会社インスタット社のアナリストによると、VODユーザの成長は今後数年間は力強く、2005年末のユーザ数の世界総計は約1300万にのぼり、2009年中に3400万に達することが予測されるという。

昨年、フリーオンデマンド(FOD)サービスとコンテンツが成長し、消費者のビデオオンデマンド(VOD)に対する認知が大きく進み、利用も伸びたとインスタット社は報告する。

ComcastやCablevision Systemsなどの主要なケーブルオペレータ数社は、ダイレクト衛星放送サービスとの競争の中で、FODは差別化のできる主要な要因であると考えており、フリーオンデマンド(FOD)サービスにもっと多くのコンテンツを提供してくれるように、コンテンツ提供者に対して働きかけているとインスタット社は報告する。

「2004年末時点で、世界で約750万人のケーブルベースのVODユーザがいた。VODユーザの成長は今後数年間は力強く、2005年末のユーザ数の世界総計は約1300万にのぼり、2009年中に3400万に達すると予測できる」と、インスタット社アナリストは言う。

インスタット社は下記についても調査している。
- エンドユーザ調査によると、米国のケーブルテレビ加入者家庭の25%はVODを試みたことがある
- 「Cost-per-VOD Stream」(VODサービスを提供する機器やネットワーク運用コストの1家庭あたりの総計額)は、2004年の300ドルから2005年中頃には250ドルまで下落した
- 昨年のケーブルVODサービスは大部分が北米で展開しているが、英国、日本、韓国、イスラエルのケーブルオペレータがVODサービスに着手している
- 世界のケーブルVODサービスの収入は、2004年には5億2600万ドルだった。2003年に比べて55%以上の増加であったが、FODサービスの人気が高まるに伴い、ユーザの成長は遅れるだろう

インスタット社の調査レポート「ケーブルVOD(video-on-demand)サービス:無料コンテンツが利用を後押し(Cable VOD Service: Free Content Boosts Usage )」は、世界のケーブルVOD市場をカバーしている。VODサービスのパッケージングと経済効果、VODのビジネスモデル、現在のケーブルベースのVOD展開を包括的に提供し、VOD加入者/ユーザの米国消費者調査と予測と収入実績を提供する。


◆調査レポート
ケーブルVOD(video-on-demand)サービス:無料コンテンツが利用を後押し
Cable VOD Service: Free Content Boosts Usage
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