オペレーティングシステムのモジュール性、ミドルウェア、 セットトップボックスソフトウェア市場を変容させる柔軟なビジネスモデル

オペレーティングシステムはモジュール化されてきているのだろうか?
世界の市場で、新しく創造的で、ライセンシングされたモデルが広がりつつある。

インスタット/MDR社によれば、セットトップボックス用のソフトウェア、特に埋め込みオペレーティングシステム(OS)とミドルウェアからなる市場は、2008年にほぼ8億ドルにまで成長するだろう。
埋め込みOSは、セットトップボックスがビデオ、オーディオなどのすべての基本機能を立ち上げるためのソフトウェアである。「オペレーティングシステムはモジュール化されてきているのだろうか?」とインスタット/MDR社の主席アナリストGerryKaufhold氏は疑問を呈する。「セットトップボックスメーカーは、モジュール化されたソフトウェアによって低価格で一連の機能を提供することができる。またサービスプロバイダは、強力なミドルウエア(機能を強化するソフトウエア)によって、セットトップボックスの購入後にもアップグレードを行うことができる。さらに世界の市場で、新しく創造的で、ライセンシングされたモデルが広がりつつある。

インスタット/MDR社の調査レポートは、さらに下記について明らかにしている。

・ミドルウェアはOSの新しいモジュール性を備えるように設計されるようになってきており、そのためミドルウェアとOSの境界線はあいまいになるだろう

・ロイヤリティやライセンシングの柔軟な運用によって、サービスプロバイダはより将来性の高いセットトップボックスを購入したり展開したりできるようになる

・より高度のアプリケーションが使えるようになる

・やがては高機能な携帯電話のように、ネットワーク接続できるセットトップボックスと携帯端末の機能をあわせ持つポータブルなものになるだろう

・セットトップボックスソフトウエアの開発ツールによって、サービスプロバイダの新サービスや新製品のための競争が加速するだろう

・2008年までにヨーロッパは世界最大の市場に、アジアは対話型ミドルウェアの高い伸びによって2番めに大きな市場となるだろう

インスタット/MDR社の調査レポート「消費者向けセットトップボックス用のOSとミドルウエア」は、セットトップボックスOS市場とミドルウェア市場について、独自の調査と予測を行っている。2003-2008年の、ネットワーク接続できるセットトップボックスの4つのカテゴリー、世界の4つの主要な市場地域、製品の分析、主要OSとミドルウエアベンダの戦略を詳述している。 

◆調査レポート
消費者向けセットトップボックス用のOSとミドルウエア
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◆インスタット/MDR社について
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