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三菱東京UFJ銀行向け大規模リスク管理システムの構築において、オープンソース開発フレームワークSeasar2を採用

株式会社電通国際情報サービス(以下:ISID)は、大規模リスク管理システムの構築において、オープンソースのJava開発フレームワークであるSeasar2(*1)が、株式会社三菱東京UFJ銀行(以下:三菱東京UFJ銀行)およびUFJIS株式会社(以下:UFJIS)に採用されたことを、表いたします。

対象となるシステムは、三菱東京UFJ銀行における市場系取引のリスク管理を担う中核システムで、2007年度より順次本番稼動を予定しています。稼動環境には日本ヒューレット・パッカード株式会社のHP ProLiant BL20pを52台連携させたブレード・サーバを活用し、サーバOSには、オープンソースであるRed Hat Enterprise Linux ES4を採用する計画です。当システムの構築においては、UFJISがシステム・インテグレーションを担当し、ISIDはSeasar2を利用したシステム開発を担当しています。

 三菱東京UFJ銀行では、こうした大規模なミッション・クリティカル・システムの構築において、先進的な技術を低コストで導入し開発を効率化したいというニーズがありました。一方、ソフトウェア技術の発展において、オープンソース・コミュニティが担う役割が年々拡大しており、先進的な技術を低コストで活用することが可能となりつつあります。

 そこで、UFJISとISIDは、オープンソースJava開発フレームワークであるSeasar2を採用することにより、DIやAOP(*2)といったJava開発の先端技術の利用による開発効率化を実現することとしました。こうした大規模システムの構築においてオープンソースを採用するためにはサポートが課題となりますが、ISIDの提供するSeasar2商用サポートサービス(*3)を組み合わせることにより、この問題を解決しています。ISIDのサポートサービスには、ホットフィックスと呼ばれるSeasar2のコード修正サービスが含まれるため、オープンソースを安心して利用することが可能です。

 近年、イノベーションのオープン化(*4)が進展する中、三菱東京UFJ銀行の大規模リスク管理システムにおけるSeasar2の採用は、オープンソースの持つイノベーションをビジネスに生かす先進事例であると言えます。ISIDは、今後もオープン・イノベーションの活用に積極的に取り組んでまいります。

用語解説

*1:Seasar2は、国産のオープンソースJavaアプリケーション開発フレームワークです。特定非営利活動法人Seasarファウンデーションが、ソフトウェアの開発に関わる管理及び運営を行っています。

*2:DI:Dependency Injection(依存性注入)およびAOP:Aspect Oriented Programming(アスペクト指向プログラミング)はJ2EE関連の最新技術であり、今後の開発の基盤として注目されています。

*3:Seasar2商用サポートサービスは、ISIDが2005年11月8日より開始したSeasar2に関連するヘルプデスク及び不具合修正を提供するサービスです。

*4:オープンソース・コミュニティによるオープンソース・ソフトウェアの開発に象徴されるように、近年新しい技術の発展が企業の内側ではなく外側で起こるケースが増えています。当リリースでは、こうした現象をイノベーションのオープン化、あるいはオープン・イノベーションと呼んでいます。

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