東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社(取締役社長 藤田勝治)は、インテル株式会社との共同開発により、モバイルPC用TFT液晶ディスプレイの消費電力を大幅に低減する液晶駆動技術の開発に成功しました。
D2PO(DYNAMIC DISPLAY POWER OPTIMIZATION(TM))と名付けたこの技術は、かねてより液晶ディスプレイの低消費電力化に注力してきた当社と、ラップトップPCのバッテリ長寿命化を大きな注力項目の一つとしているインテル社とのコラボレーションによって実現。
この技術を適用したTFT液晶ディスプレイは、当社が開発したマルチフィールド駆動法を次世代のインテルョ セントリーノョ デュオ・モバイル・テクノロジを利用したプラットフォーム上で使用することにより、従来製品に比べ最大32%の低消費電力化が可能(*)となるため、モバイルPCはもちろんのこと、すべてのバッテリ駆動モバイル製品のユーザビリティ向上に大きく貢献します。
当社では、今後ともインテル社との協力関係のもと、本技術の更なる開発を進め、2007年には本技術を適用したTFT液晶ディスプレイを製品化する予定です。
また、お客様のニーズに的確にお応えできるよう、究極の薄型、軽量/低消費電力を実現したタイプの製品を順次ラインナップすることでモバイルPCの性能進化をサポートしてゆきます。
なお、本技術は3月7日から9日まで米国サンフランシスコで開催の「Intel Developer Forum」にて紹介されています。
D2PO(DYNAMIC DISPLAY POWER OPTIMIZATION(TM))
御社のプレスリリース・イベント情報を登録するには、ZDNet Japan企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。