映像配信プラットフォーム開発のビデックスは4月17日、動画をダウンロードしながら同時再生できる映像管理ツールの提供を開始した。第1弾として、同社が運営している映像配信サービス「ビデックスJP」に導入する。視聴者がより快適に映像配信を楽しめる環境を提供することで、利用者の拡大を狙う。
映像管理ツール「VIDEX STATION」は、ダウンロード開始からすぐにコンテンツを再生する機能を持つ。また高速ダウンロード機能により、従来の約3倍の速度でダウンロードできる。利用者はストリーミングと同じ感覚で視聴することができるという。
ビデックスJPは、DVD並みの画質の映像を視聴期間制限つきでダウンロードできるサービス。1本105円から利用できる。利用者からダウンロードに時間がかかるとの声があり、改良のためにVIDEX STATIONを開発した。
ビデックスは、映像素材のエンコーディング、映像配信用高速ネットワークの構築、オンラインでの決済代行など、映像配信ビジネス全般を支援するサービスを提供。ビデックスの映像配信技術を採用している例としては、楽天が運営する「楽天ダウンロード」がある。
同社では今後、大手コンテンツプロバイダーにもVIDEX STATIONを提供していくとしている。
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