トリワークスが運営するAndroid関連のアプリレビューサイト「アンドロイダー」は、2010年の年間アプリ人気ランキングを発表した。
2010年1月21日〜12月5日までのデータをもとに集計。1位はホームアプリ「ADW.Launcher(donut)」、2位は設定管理アプリ「MySetting」、3位はタスク管理アプリ「Advanced Task Killer」で、4位はブラウザ拡張アプリ「画面メモ」、5位はタスク管理アプリ「Automatic Task Killer(日本語版)」となった。
設定系アプリが多いことについて、同社では2010年の端末購入者には新しいもの好きのアーリーアダプター層が多いことが理由のひとつだと分析。2種類のタスク管理アプリがランクインしている点は、バッテリの消費が問題となっているAndroidスマートフォンユーザーにとってニーズの高いアプリだとした。
ゲームアプリでは、1位がアクションゲーム「Angry Birds」、2位がRPG「エルスの天秤(FREE)」、3位がRPG「魔王なんてたおしちゃうから!Lite」で、4位がパズルゲーム「Tetris」、5位がアクションゲーム「侍魂(Samurai Spirits)」となった。
2010年秋冬モデルから、国内でも多くのAndroid端末が発売され始めた。スマートフォン市場の広がりを受けて、2011年は大手企業が本格的にAndroid市場に参入することが予想される。さらにAndroid Marketのアプリ返品可能時間が24時間から15分へ短縮されることで返品率が低くなることが予想され、今年伸び悩んでいた有料アプリ、ゲーム、電子書籍などの成長が期待できるとしている。
なお、アンドロイダーではAndroidスマートフォンのユニークユーザー数が12月11日に100万人を突破。今後はマーケティング事業を視野に入れたビジネス展開を行っていく予定だという。
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