見えてきた！？クラウドバックアップにまつわるウソ／ホント

ビジネス活動に不可欠な存在のファイルサーバだが、なかなかバックアップまで十分に手がかけられない中堅・中小企業も多い。バックアップは大変、といった「思い込み」、さまざまな「誤解」があることも、その大きな要因だ。こうした企業への最適解としておすすめしたいのは、クラウドを活用したお手軽バックアップだ。

どうしてファイルサーバのバックアップは手薄になってしまうのか？

　日々の業務で利用するファイルサーバ。見積書や過去のプレゼン資料、設計図面、取引契約書、業績資料、顧客リストなど、重要なファイルが保管され、ファイルサーバは今やビジネス活動に欠かせない存在となっているといっても過言ではないだろう。

　同時に、使用期間が長くなるほどファイルが蓄積してその重要度が増し、万一ファイルサーバが壊れて全てのファイルが失われた場合、業務へ深刻な影響を及ぼすことになる。

　そのため、定期的なファイルのバックアップが必要不可欠といえるのだが、データベースはしっかりとバックアップをとっていながら、支店や部門に設置されているファイルサーバなどのバックアップがおろそかになっているケースやバックアップが必要だと考えているが、対策を講じていないという会社も少なくないといわれる。

　ファイルサーバのバックアップはなぜ手薄になりがちなのか。その理由として、バックアップ環境の構築が大変であること、容量の増大とともにバックアップ運用が複雑になり対応が難しいこと、さらには最新技術への情報不足なども一因となっているようだ。

　それを解決しうる存在として、クラウドへのバックアップに着目が高まっている。とはいえ、まだ認知度自体は高くないのが残念なところ。それを表すように、例えば次のようなことを思ってはいないだろうか。

■クラウドバックアップにまつわるウソ？ホント？

1：クラウドでのバックアップは、運用が大変！？
2：クラウドでのバックアップは専用回線が常識！？
3：クラウドへのバックアップは、結局は割高？
4：短時間でのリストアは難しい？業務の再開には時間が必要？

その真実は！？各ウソ／ホントをクリックすると、その答えにジャンプします

　というわけで本稿は、クラウドでのバックアップにまつわる、不安や思い込みを一掃していきたい。具体的には日立システムズが提供する「クラウドバックアップサービス」に着目。同サービスは、SMBや大企業の部門のファイルサーバの保護を目的に開発されており、安価にかつ簡単にファイルサーバのバックアップ運用を行なえる点が最大の特長だ。