最終更新時刻:2010年12月18日(土) 8時00分

デジタルで実現した圧倒的な静寂 世界初、デジタルノイズキャンセリング対応のインナーイヤーヘッドホン

耳の形状にあわせてノイズキャンセリング量を調整

 背面には「NC OPTIMIZE」ボタンを装備。これはキャンセリング信号の量や周波数成分を調整することで、最適なノイズキャンセリング効果を実現するためのもの。インナーイヤータイプのヘッドホンでは、耳の形状によっては、耳穴とヘッドホンの間に隙間ができてしまうことがある。その隙間から音が漏れることで、ノイズキャンセリング効果にバラツキがでてしまう。「NC OPTIMIZE」を押すと、コントロールボックスの画面上にノイズキャンセリングの調整用のバーが現れ、側面のボリュームボタンの+−ボタンでノイズキャンセリングの量を調整できるようになる。

コントロールボックス背面に装備された「NC OPTIMIZE」ボタン
ノイズキャンセリング量は+−10の範囲で調整できる

使える付属品も満載

口径と高さが異なる 7種類の付属イヤーピース

 また、耳穴とヘッドホンの隙間ができないように、口径と、高さが異なるイヤーピースが7種類同梱されている。イヤーピースの外側には耳にフィットする柔らかいシリコン。内側の、色が異なる部分には音道が確保できるようイヤーピースが耳穴の中でつぶれにくいよう硬いシリコンにするなど、音質を維持するために細かい配慮がなされている。

 口径の大きさや高さの異なるイヤーピースをそれぞれはめてみて、自分にピッタリのもの選択し、それでもキャンセリングの効果が足りないというというときに「NC OPTIMIZE」を使うとよい。

ヘッドホン、コントロールボックス、航空機用アダプター、予備電池などを収納できる付属のキャリングケース。

 持ち運びに便利なキャリングケースも付属。1mの延長コードや、航空機用アダプター、クリップ、コードの長さを調節するアジャスター、予備電池などを一緒に運ぶことができる。延長コードの長さは、航空機のファーストクラスなどの、大型のシートで使っても不便がないよう長めに設計。また、キャリングケースも飛行機の座席ポケットに丁度入る大きさにするなど、使い勝手に徹底的なこだわりを見せている。

オーバーヘッド型も同時発売

オーバーヘッド型ノイズキャンセリングヘッドホン『MDR-NC600D』。
ハウジング部に用意された操作ボタン

 オーバーヘッド型のデジタルノイズキャンセリングヘッドホン『MDR-NC600D』も『MDR-NC300D』と同時発売された。昨年発売された『MDR-NC500D』の後継機で、『MDR-NC300D』より若干高い約99%※を、ノイズを低減できる能力を誇る。

※ソニー規定の航空機シミュレートノイズ下におけるノイズキャンセリングモードA時と、ヘッドホン非装着時との比較による値。総騒音抑制量(ソニー測定法による)約20dBは音のエネルギーで約99%の騒音低減に相当

 こちらはハウジング部にノイズキャンセリング回路を搭載。ハウジング部の操作ボタンを押すことで、電源のオンオフを行う。「AIノイズキャンセリング機能」も装備しているが、こちらは一度「AI NC MODE」ボタンを押して解析プログラムを起動する必要があり、環境に応じて自動でモードを切り替えることはできない。

 だが、オーバーヘッド型だけに、耳への負担はインナーイヤータイプより低減される。クッション材に低反撥発泡ウレタンを使用しているが、この触感が柔らかく、耳に負担を感じない。音場の再現などもインナーイヤータイプより広くなる。ケーブルを取り外して、音楽再生せずにノイズキャンセリング専用のヘッドホンとして使用できるし、重量も軽い。飛行機での海外出張など、長時間の使用なら、耳への負担を軽減してくれる「MDR-NC600D」もおすすめだ。

耳に当たる部分は低反撥の発砲ウレタン
キャリングケースは前モデルよりコンパクト化されている
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インフォメーション
製品スペック紹介
ノイズキャンセリングヘッドホン MDR-NC300D
コード
約1.2m OFCリッツ線(付属延長コード:約1m)
電源
単3形乾電池
電池持続時間
約20時間(アルカリ乾電池使用時)
質量
ヘッドホン:約8g(コード含まず)
コントロールボックス:約53g(乾電池含む)
提供:ソニーマーケティング株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部 sales-inq@aiasahi.jp