GALAXY Tab 10.1 LTE　徹底レビュー1回目--軽い動作と良好な使用感が印象的

使い勝手を追求したタブレット

　プリインストールされたアプリも充実している。ウィジェットも用意されている「Social Hub」は、TwitterやFacebook、mixiといったSNSに加えて、メールやExchangeもサポートしており、人とのメッセージのやりとりを一括して表示、管理できる。

Social Hubアプリを起動したところ。複数のSNSをまとめて一覧表示できる

　「Polaris Office」は、Microsoft Officeなどのファイルを閲覧できるだけでなく、編集も可能なオフィスアプリ。オンラインストレージサービス「Box」と連携することも可能だ。Word、Excel、PowerPointのファイルを新規作成することもでき、大画面を使ってオフィスファイルを作成できるのもポイントだ。

オフィスドキュメントを表示、編集できるPolaris Office

オンラインストレージBoxに直接アクセスできる

実際にWordドキュメントを表示したところ。
レイアウトも正確で、編集もできるのは便利

　辞書ソフト「DioDict 3」を搭載しているのも便利。「旺文社ポケットコンプリヘンシブ英和・和英辞典」が搭載されており、インクリメンタルサーチにも対応しているので、手軽に分からない言葉を調べることが可能。

英和・和英辞典を搭載した「DioDict 3」

　ドコモブランドでの販売になるため、spモードに対応するほか、Hulu、BeeTV、JOOKEY、地図アプリなど、体験版も含めた各種アプリを搭載。もちろん、緊急地震速報「エリアメール」もサポートしている。

　GALAXY Tab 10.1 LTEは、単に高速CPUを搭載するだけでなく、すぐに使いこなせるUIと便利なアプリを盛り込み、端末全体に通じる「快適性への追求」が見事に体現されており、タブレットの利便性を存分に体験できる製品に仕上がっている。

　大画面だから自宅で使うだけでなく、仕事にプライベートに、家から持ち出して使って欲しい。外出先でも十分実力を発揮できる製品だ。