じつは、名代のそば屋は天丼が美味しいことでも知られています。なにより、「天ぷらそば」はそば屋の品書きに欠かせないメニューですものね。「まつや」にも天丼はあるのですが、ここだけ内緒に教えて差し上げます。
「かき揚げ天丼」が私のお薦めです。小ぶりの海老を連ねたてんぷらといかのかき揚げが盛り込まれた丼で、吸い物付きで1000円です。常連のお客様でこれを召し上がられている方をよくお見受けします。ぜひ、「もり」と組み合わせて楽しんでくださいまし。
(文/山本益博、写真/高木昭仁)
※本文中の写真は全て「PENTAX Q10」で撮影しました
※店内で写真を撮影する場合は、お店の方に一言断ってから撮影するようにしましょう
住所 | 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-13 |
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電話番号 | 03-3251-1556 |
営業時間 | 月曜~金曜 11:00~20:00 土曜・祝日 11:00~19:00 定休日 日曜 |
URL | http://www.kanda-matsuya.jp/ |
もり | 600円 |
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鴨南ばん | 1600円 |
かき揚げ天丼 | 1000円 |
「粟ぜんざい」と「揚げまんじゅう」で知られた甘味処です。私はそばを手繰ったあと、ちょっと甘いものが欲しくなるので、この店へ立ち寄り、塩加減のよい桜茶をいただいて、粟ぜんざいをいただきます。こしあんの品良い甘みが粟とよく合うのですね。
そうして、おみやげは揚げまんじゅう。自宅に持ち帰ると、いま一度温め直してたべます。これまた下町の良心をいただくような感じです。
今回は、「PENTAX Q10」を使って、RAWデータからJPEG形式に変換する方法を解説したいと思います。
RAWとは「生」の意味で、加工(現像)されてない画像データを「RAWデータ」と呼びます。Q10では、通常のJPEG形式のほかにRAWデータでの保存も選ぶことができます。
露出やカラーバランスの設定ミスで、撮影に失敗した経験はありませんか?
RAWデータでの保存のメリットは、撮影した画像をあとから自分好みに現像できることです。
記録設定の変更、カスタムイメージ調整(カラーバランス)、WB(ホワイトバランス調整)、増減感(露出補正)などを細かく調整できるので、失敗したくないときはとにかくRAWデータで保存しておいてあとから現像、がベストです。
一般的には、RAWデータはRAW現像ソフトウエアを使って画像調整を行いJPEG形式やTIFF形式に変換しますが、Q10はカメラ内でJPEG形式に展開(現像)することができます。
RAW展開はアイコンに従っていくだけで簡単にできるので、色々な加工を試してみると良いでしょう。
※クリックすると拡大画像が見られます(写真1)再生モードパレットから「RAW展開」を選び、
(写真2)この画像だけなら「1画像展開」でOKボタン。
(写真3)パラメーターで好みの設定を選んで新規保存でJPEGへの展開完了です。
1枚のRAWデータをカスタムイメージを変えて展開してみたのが下のものです。
1枚の写真からさまざまな仕上がりにできるのもおもしろいところです。
(文・写真/高木昭仁)
小さく軽く、画質にもこだわれる。レンズを変える楽しみがある。
”ナノ一眼”「PENTAX Q」の魅力はそのままに、よりバージョンアップ したのが「PENTAX Q10」だ。
デジタル一眼として、手のひらに載る世界最小クラス、でも、手にしっかりなじむボディに、楽しみを広げる交換レンズたち。高性能・高画質で、写真の世界が広がっていく。
レギュラーカラーは、シルバー、ブラック、レッドの3色。オーダーカラーも合わせると、カラーバリエーションは、100種類。どの色を、お散歩に連れ出そうか。
「PENTAX Q10」は、一緒にちょっと遠くへ行きたくなるカメラだ。
(協力:ペンタックスリコーイメージング株式会社)
山本益博(やまもと・ますひろ)
1948年東京生まれ。早大の卒論「桂文楽の世界」がそのまま出版され、評論家としての仕事をスタート。1982年「東京・味のグランプリ」を出版以来、料理の評論活動が中心となる。2001年、フランス政府より「農事功労勲章」を受勲。「立川談志を聴け」(プレジデント社)など著書多数。最新刊は、卒論が「名人芸の黄金時代 桂文楽の世界」と改題されて、中公文庫より出版。
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