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PCでもスマホでも使えるOffice+OneDriveで仕事効率をアップ!

OneDrive 、使い始めるとやめられなくなる3つの理由

 このように付随するネットワークサービスとともに使うことで、その価値、使いやすさが増すよう設計されている現代のマイクロソフト Office だが、 Office 365 サービスに漏れなくついてくる OneDrive 1Tバイトには、単体のオンラインストレージサービスとして魅力的な点がいくつかある。

 実は筆者は SkyDrive と呼ばれていた OneDrive の前身サービス時代から、ずっとマイクロソフトのオンラインストレージサービスを Windows はもちろん、Macでも使い続け、またiOSデバイスやAndroidデバイスにも、 OneDrive 対応アプリを必ずインストールしていた。自宅に置いてあるNAS(ネットワークエリアストレージ)も OneDrive 対応で常に同期させているほどだ。

理由その1--使える地域の広さ


出張先でも便利に使える

 もちろん、さまざまなオンラインストレージを筆者も使ってきたが、 OneDrive の魅力のひとつは"パフォーマンス"と"使える地域の広さ"だと思う。絶対的なパフォーマンスで圧倒しているわけではないが、世界中に取材で出かけてきた中で、 OneDrive が使いものにならなかった地域はなかった。これは Windows と Office が、長年、世界中で使われてきたこととも無関係ではないだろう。

 たとえば中国の場合、中国国内からのサービス利用には必ず政府の検閲が入る。このためGoogleは中国でのサービスをやめており使用できない。しかし、 OneDrive であれば(速度は遅くなるものの)中国からも情報を読み出したり、アップロードしたりできる。使い方に注意は必要だが、中国企業が提供するサービスを一時的に利用する、などの工夫をしなくとも使えるのはうれしい。

理由その2--写真との相性

 もうひとつは"写真"との相性だ。昨今は多くの人がデジタル写真の保管場所を求めていることもあり、写真の保管場所に限って完全無料としているサービスもあるが、 OneDrive にはそうした特別の規定はない。

 しかし、 OneDrive の写真管理画面はサクサクと気持ちよく動作してくれる上、実に使いやすいのだ。たとえば多くの写真をアルバムで管理する、という一般的な機能はもちろん利用可能だが、アルバムとは別の切り口で識別用の印(タグ)を付けて管理している人もいるだろう。

 OneDrive は画像認識機能を用い、それぞれに適したタグを自動的に付けてくれる。人物が写っていれば「#People」、犬や猫と判断したら「#動物」、食事ならば「#グルメ」など、かなり高い精度で判別してくれるため写真を素早く探すことができる。もちろん、間違えることもあるのだがタグ管理は面倒臭い、あるいは写真はたくさん撮影するから整理は最初からあきらめているという人には絶対的にオススメしたい。

 なお、タグ機能にスマートフォンからアクセスするには OneDrive アプリが便利だ。

理由その3--写真の自動アップロード機能

 そして3つ目の理由は、やはり写真と関連するが、写真の自動アップロード機能である。写真を自動的にクラウドにアップロードする機能は、どんなオンラインストレージにも存在する。しかし、 OneDrive の写真アップロード機能はあくまでも"アップロードするだけ"で同期はしない。

 写真といっても、複数の端末からアップロードすることもあり、また一眼カメラなどで撮影した旅行の想い出をパソコンで現像してから OneDrive にアップロードする。このとき、 OneDrive の写真を整理して一部を削除しても、そのアップロード元には反映されない。また一眼カメラで撮影した大量の写真が、スマートフォンなどに勝手に降ってくることもない。

 各種端末やパソコンの内容と写真を同一化する"同期"は便利なようでいて、実は不便も少なくないが、 OneDrive の写真機能は実に"程よい"使い心地を実現しているのだ。

 こうした使い心地の部分は、1Tバイトもの容量を持っていなくとも、 Microsoft アカウントに無料で供出される5Gバイトの中でも楽しめるが、再度、自分の使っている Office のライセンスを確認してみてほしい。 OneDrive 上で容量を確認すると、1Tバイトの容量が付与されていたりしないだろうか。

(文:本田雅一)

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